脱毛をするなら、一生毛が生えてこなければいいのにと考える方も多いのではないでしょうか。今回は光脱毛でも永久に毛が生えてこなくなるのか解説していきます。
そもそも永久脱毛とは
永久脱毛と聞くと2度と毛が生えてこないと思われがちですが、実は「毛が生えてこない」わけではありません。永久脱毛とは
最終脱毛から1カ月後の毛の再生率が20%以下である状態
3回照射後、6ヶ月経過した時点で67%(3分の2)以上の毛が減っている状態
と、米国電気脱毛協会や食品医薬品局(FDA)によって上記のように定義されています。
つまり、永久脱毛とは全く毛が生えてこないわけではなくある程度の毛は生えてくることなのです。ですので、「永久脱毛をしても毛が生えてくる可能性はある」ということを覚えておきましょう。
光脱毛で毛が抜ける原理
光には”黒に反応する””熱を持っている”などの性質があります。そして、毛の周りはタンパク質で覆われており、毛は血管から栄養をもらって成長を繰り返します。
そこで光を当ててあげると、光の黒に反応するという性質から光が毛の黒色に反応し、血管から栄養をもらう部分を光の熱で固めます。
光の熱で固まることを熱変性というのですが生卵の白身に熱を加えると白くなり固まる原理と同じです。
熱変性によって栄養をもらう場所を固めてあげるとそこからはもう栄養がもらえなくなるので毛が細くなり抜け落ちます。そして、そこからは栄養をもらえなくなるのでそこからは生えてこなくなるというメカニズムになります。
光脱毛でも永久に生えてこなくなるの?
結論から言うと光脱毛でも回数を重ねることでほぼ永久的に生えてこなくなることはほぼ可能です。
科学的に熱変性を起こしたタンパク質が元に戻ることはありません。ゆで卵が生卵に戻ることがないことと同じです。
【最低限必要な回数については下に貼ってあるリンクにまとめているので参照ください。】
しかし人によって個人差があるので明確に何回やれば永久脱毛できる、とは言えません。ですが実際にヒゲ脱毛の回数を重ねることで1ヶ月ほどヒゲ処理をしていないという男性スタッフもいます。
ですので回数を重ねることでほぼ永久的に脱毛することは可能になります。もし永久的に毛が生えてこないようにしたいのであれば回数など実際の毛の濃さなどを見てご提案させていただければと思います。
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