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脱毛時のゴーグルは必要?

 

 脱毛に通っている方は知っていると思いますが、脱毛時には目の上にゴーグルやサングラスをかけるサロンやクリニックが多いです。まだ脱毛に通っていなくても、脱毛サロンやクリニックを探している際、説明の部分にゴーグルやサングラスをかけている写真を見ることも少ないでしょう。そもそも何故ゴーグルやサングラスをかけるのか知らない方も多いと思います。ではサロンやクリニックでゴーグルやサングラスが何故使われているのかについてまとめていきます。


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~目次~


1.光脱毛器の光の仕組み

2.ゴーグルやサングラスをする理由

3.目への影響

4.家庭用脱毛器の目の事故には注意!

5.当サロンの対応

6.心配な場合

7.まとめ


以下の順番で説明していきます。脱毛時のゴーグルやサングラスついて疑問を持っている方はぜひ参考にしてください。

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1.光脱毛の光の仕組み

 光脱毛で使用される光は「可視光線」と言い、本来は人体にとても影響の少ないものです。ではこの可視光線とは一体どんな光なのでしょうか。

 可視光線とは電磁波の中でも目に見える光の事を言い、太陽の光や部屋の光にも使われている物です。脱毛に使われるくらいだからすごく強い光だと思われがちですが、実は私たちが普段浴びている紫外線のほうがエネルギーが強いくらいなのです。光について詳しく説明すると、波長が短い物ほどエネルギーが強く、人体にも影響が出ます。放射線やレントゲンの使われるX線はエネルギーが強く、人体にも害が強いことがわかります。一方で可視光線や赤外線などの光は紫外線よりもマイルドで、人体への害が少ない光だと言えます。

 それどころか適度な可視光線を浴びることで美肌効果が認められています。これは可視光線が真皮層にある繊維芽細胞を刺激することで、肌に潤いを与えるコラーゲンやエラスチンの生成を促進させる為だと言われています。実際に


●肌にツヤとハリを与える

●肌のキメを整える

●肌のターンオーバーを整える



これらの美肌効果が期待できます。光脱毛をした後に少し肌がツルツルになっているのは可視光線のおかげだったのです。

 光脱毛の光の仕組みは可視光線の為、あまり人体に影響はありません。


2.ゴーグルやサングラスをする理由

 1で説明したように可視光線は人体には影響はありません。ではなぜ脱毛する際にゴーグルやサングラスをするのでしょうか。

 注意が必要なのは、可視光線は黒いもの、メラニン色素に反応するということです。その特性がある為、脱毛機器に使用されています。しかし可視光線を直視してしまうと目のメラニン色素に反応して、視力低下などのトラブルが起こる可能性があります。

 脱毛の最中に漏れた光を見た程度では心配はありませんが、顔や目元の脱毛の際に目に当てられた光を凝視してしまうと網膜が焼けて失明することもあります。私たち日本人は特に目の色が黒く、メラニン色素が密集しているので特に注意が必要です。

 脱毛は目を守る為にゴーグルやサングラスをつけています。その為こういった事故はまずありえません。しかし施術中にゴーグルがずれてしまった時はすぐにスタッフに伝えるようにしましょう。またサロンの中ではゴーグルやサングラスではなく、ガーゼやタオルで目を保護している場合もあります。もしその上から強い光を感じる、目が痛いなどの異変を感じた時は、我慢せずに中断することも大切です。不安を感じていることを伝えれば、サングラスでも保護に変更してくれるサロンやクリニックもあります。大きなトラブルを避ける為にも多くのサロンやクリニックでは目の上にゴーグルやサングラスをつけます。


3.目への影響

 ほとんどのサロンでは安全面のリスクを考えて、眉毛の光脱毛は行いません。眉毛の脱毛は光脱毛ではなく、他の脱毛方法を使用します。

 まぶたの皮膚はとても薄い為、光がまぶたや角膜・水晶体を通過し、網膜を焼いてしまう危険性があります。その為眉毛に関する脱毛は光脱毛では行わないサロンやクリニックが多いです。

 施術時の光が直接目に入ってしまうと悪影響を及ぼす可能性があります。光が目に入ってしまうと、瞳の色の濃い部分に光が集まって高温になってしまうことがあります。目に熱が加わると角膜やレンズの奥にある網膜を火傷させてしまい、頭痛や斜視の症状が表れます。場合によっては斜視が治らなくなってしまったり、白内障になってしまったりするだけでなく、最悪の場合失明する危険性もあります。

 脱毛している最中は、ゴーグルやサングラスをかけていても、赤い光を感じることがありますが、目には全く影響がありません。

 その為目の上から直接光を当てない限りは目への影響がありません。


4.家庭用脱毛器のへの事故には注意!

 

 脱毛サロンやクリニックで脱毛を受ける際は、スタッフが注意を払って脱毛してくれるので、目の事故や影響の心配はありません。しかし家庭用脱毛器で自分で脱毛するときは注意が必要です。

 家庭用脱毛器は、お店で扱う脱毛器より脱毛効果が弱いですが、出力が弱く安全ですが、それでも立派な脱毛器です。目に近いところで照射をすれば火傷や怪我などの危険性は十分あります。特に顔の脱毛をする場合は鏡を見ながら脱毛することになるので、かなり扱いづらく、操作のミスもしやすくなります。

 これが目の部分ならなおさらです。サロンやクリニックでしてくれないからと、自分で家庭用脱毛器を使用して目の脱毛をしようと考えるのは絶対にやめてください。目をつむって脱毛することになる為、怪我するリスクが高まります。また目にダメージを与える危険性も高くなります。その為家庭用脱毛器でも目の周りの脱毛はしないでください。

 また家庭用脱毛器で施術をする際もゴーグルやサングラスを着用するようにしましょう。何かしらの拍子に目に光が入ってしまう可能性があります。家庭用脱毛器の際は自分で施術する為、やりなれているスタッフよりも危険性が高まります。その為より注意が必要です。


5.当サロンの対応

 

当サロンでは眉毛の脱毛は光脱毛ではなく、ワックス脱毛で行っています。その為眉毛の光脱毛は行っていません。

 施術の際は身体の脱毛の場合、目の上にサングラスをかけていただき、その上からタオルをかけさせていただきます。その方法で目の保護をさせていただきます。

 顔脱毛の場合、サングラスでは隠れてしまう部分が大きい為ガーゼを目の上に乗せ、その上からゴーグルをかけさせていただきます。そのようにして目の保護をさせていただきます。

 おでこや眉間をする際も目には十分注意して施術を行っています。

 当サロンではゴーグルやサングラス、ガーゼ、タオルを利用してお客様の目に十分配慮して、施術を行っています。


6.心配な場合

 万が一光が目に入ってしまったら眼科を受診するようにしましょう。処置が早ければ早いほど症状が悪化することなく、早く回復させることが出来る為、自己判断せずに医者に診てもらいましょう。眼科に掛かるまでに目を冷やして落ち着かせるのも大切です。目の周りや眉毛、頬、おでこの脱毛をする際には目に光が入りやすい為、特に注意が必要です。

 目の周りを脱毛したいけど光が目に入ることが心配な方は、目の周りだけ光脱毛ではなくニードル脱毛をすることをお勧めします。また毛が生えなくなることはありませんが、定期的に脱毛できるのであればワックス脱毛もお勧めします。この二つの脱毛方法は光を使用しない為、施術の影響で目を悪くする心配がなく目の周りでも安心して施術を受けることが出来ます。

 また目の近くの脱毛ではなくてもまぶしいと感じた際は施術しているスタッフに相談することをお勧めします。するとスタッフはタオルをずらしてくれたり、ゴーグルに変えてもらったりと対応するはずです。

 またタオルやガーゼで目を覆うだけでは不安だと感じる方は、施術時にゴーグルやサングラスを付けてくれる脱毛サロンやクリニックで施術を受けるのがお勧めです。


7.まとめ

 脱毛施術時のゴーグルやサングラスは必要です。これはお客様の目を守る為なのです。光脱毛の光は「可視光線」の為、あまり人体に害はありません。しかし目に直接光が入ってしまうと、頭痛・斜視、最悪の場合失明と影響が出てしまいます。そういった影響を出さない為にも、目の上にゴーグルやサングラスをつけさせて頂きます。これは家庭用脱毛器でも危険性は変わりません。家庭用脱毛器を扱う際にも注意してください。

 もし目に光が入ってしまった場合は早めに病院に行くようにしてください。早めに処置するだけで回復する可能性があります。また病院に行く間に冷やすようにしてください。目は視力が回復することはありません。その為注意がとても必要になってきます。心配な時はなるべく早く病院に行きましょう。またそういったトラブルが起きないように当サロンでは対策を行っています。

 眉毛を光脱毛するサロン、目の上にゴーグルやサングラスを置かないサロンやクリニック二は気をつけてください。良く見えるようですが、危険性は高いです。これから通うサロンを見つける際はそういった目に対する対策についても確認するようにしましょう。



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