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脱毛前日の飲酒はNG?



 「脱毛の施術を受ける前の日に急に飲み会が入ってしまった・・・」これは多くの人が経験したことあるのではないでしょうか。また疲れたから少しくらい飲みたい・・・なんて思う日もありますよね。でもサロンやクリニックでは避けるように言われていますよね。今回は脱毛施術前の飲酒がどのような影響を与えるかまとめていきます。「前日なら少しくらい・・・」という思いがある方はぜひ読んでみてください。


 

~目次~

1.脱毛と飲酒の関係

2.脱毛前日の飲酒が与える影響

3.飲酒したときの対処方法

4.脱毛前に気を付けるべきこと

5.まとめ

以上の順番で説明していきます。脱毛前日の飲酒の影響を知ってください。

 

1.脱毛と飲酒の関係

 前提としてサロンやクリニックでは前日と当日の飲酒を抑えるように説明されます。それにはちゃんとした理由があるのです。特に光脱毛やレーザー脱毛は肌に特殊な光を与えます。その光が毛根にダメージを与えることで、毛の成長を抑制させます。そして脱毛の効果を得られるのです。特殊な光を当てる為、少なからず肌にも熱を与えています。その為肌から水分を奪ってしまっているのです。



 飲酒をすると全身の血行が良くなる為、体温が上がっていきます。中には肌に赤みや痒み、刺激により湿疹が出る人もいます。また飲酒によって体内の水分も奪われてしまう為、肌が乾燥するなどお手入れしにくい状態になってしまいます。



お酒の影響が抜けないうちに脱毛の施術をすると、肌のトラブルに繋がる可能性があります。普段何の影響を受けない人でも同じことが言えます。これは肌が敏感になっていることが原因です。そういった脱毛のトラブルを防ぐ為に、一定の時間を置くことが推奨されています。



 飲酒をするとアルコールは体内に速やかに吸収され、血中濃度がピークになるのは30分~2時間後とされています。その後体内のアルコール濃度は下がっていきます。アルコールの分解速度はビール中瓶1本を想定した場合、一般的には男性が約2.2時間、女性で3時間と言われています。



しかしこれはあくまでも一般的な平均値です。アルコールの分解速度は個人差が非常に大きく、一概に平均値を当てはめることは出来ません。またその日の体調やどれくらいアルコールを飲んだかによっても変わってきます。その為平均を考えながら飲んだとしても安全ではありません。



 お酒の強い・弱いは関係なく、アルコールが抜けて身体が元に戻るまでにはある程度時間がかかります。多くのサロンでは施術の前後12時間いないの飲酒は控えるように説明されます。しかしこれは目安の為、脱毛前夜は飲酒しないことをお勧めします。



 サロンやクリニックによっては、施術後の肌トラブルに何らかの対応をする保証を提供しています。しかし脱毛の施術前後に飲酒をしている場合は保証対象外としているところは多く、肌トラブルが起こっても対応してもらえない可能性があります。だからこそ脱毛前夜は飲酒を避けてください。



 脱毛前に飲酒をすることで、肌の水分が減り乾燥が進んでしまう可能性が高まってしまいます。脱毛と飲酒の関係はいいものではありません。



2.脱毛前日の飲酒が与える影響

 脱毛前日の飲酒が与える影響にはどのようなものがあるのか見ていきましょう。

●施術中に気分が悪くなる

 飲酒をすると血行が良くなり、身体が火照った状態になります。もしアルコールが残っていると身体は火照ったままでしょう。施術をすると身体には熱がたまっていきます。その為より早くアルコールが回ってしまいます。そしてその状態になってしまうと気分が悪くなったり、中には吐いてしまう可能性がある人もいます。



●肌が過剰に反応する

 お酒を飲んでアルコールが回ると血行が良くなり、ほてりを感じやすくなります。肌の表面も火照った状態になりますよね。

 脱毛の施術をした時にも、脱毛器の光・レーザーの影響で熱がこもりやすくなります。いつも以上に熱く感じてしまい、激しい痒みを感じることもあります。痒くて搔いてしまったら、肌のダメージも大きくなってしまいます。またいつもは感じない痛みを感じる場合もあります。その場合施術期のパワーを下げることも出来ますが、効果は期待できなくなってしまいます。



●肌の乾燥

 お酒は利尿作用があります。その為飲酒後は身体が水分不足となって、肌も乾燥する傾向にあります。さらに脱毛器の熱で乾燥が進んでしまいます。施術する際には乾燥を防ぐ為ジェルやクリームで対策しますが、それだけでは間に合わなくなってしまう状況にもなります。また乾燥が進んでしまうと、肌が外的刺激を防ぐ為に固くなってしまいます。すると脱毛器でダメージを与えられ、抜けるはずだった毛が抜けなくなってしまいます。その為脱毛の効果が薄まってしまいます。



 脱毛前日に飲酒をするとこのような影響が考えられます。中には脱毛効果を薄めてしまう影響もあります。せっかくお金や時間をかけて脱毛をしたのに、効果が薄まってしまうのは勿体ないですよね。効果を高める為にも、肌を綺麗にする為にも脱毛施術前日の飲酒は避けるようにしましょう。



3.飲酒したときの対処方法

 「明日脱毛なのに忘れて飲んでしまった!」ということもあるでしょう。その場合どのように対策をしたらよいのかまとめていきます。いざというときには参考にしてください。




 まずは飲み会の途中だとしても、明日の脱毛を思い出した時点でお酒をストップさせましょう。連絡できる場合はすぐに通っているサロンやクリニックに指示を仰ぎましょう。中には無料で予約の変更をしてくれたりと対策してくれるところもあります。サロンやクリニックで異なるので、通っているところでしっかり確認してください。



 今すぐ連絡が取れない場合は、予約の時間まで最低でも12時間空いているか確認してください。そして次の日に連絡をとり、どれくらい時間が空いているのかも伝えるようにしてください。そして指示をしてもらいましょう。



 大切なことは隠すのではなく、正しく伝えることです。隠したまま施術を受け、何かトラブルが起きてしまってはサロンやクリニックも対応に困ってしまいます。予約変更が有料だったとしても、トラブルが起きてしまうよりましですよね。



そしてまた次は気を付けようと思えるはずです。トラブルを未然に防ぐ為にも、正しく伝えることは大切にしてください。サロンやクリニックによって対策は異なります。通う前のカウンセリングなどで予約変更の確認や、トラブルの時の対策については確認しておきましょう。今通っているけど、知らないって方は早いうちに確認するようにしましょう。



4.脱毛前に気を付けるべきこと

 飲酒以外にも脱毛前後では気を付けるポイントが沢山あります。それらもサロンやクリニックで気を付けるように言われるものです。何故気を付けないといけないのか説明していきます。



●日焼け

 光脱毛やレーザー脱毛では毛に含まれているメラニン色素に強く反応するライトを使用しています。この光は肌が熱いと感じる前に毛の根元にダメージを与えます。その為肌が火傷することはほぼないのです。



 しかし日焼けをし、肌をこんがりと焼いてしまうと、本来は肌には反応しないライトが肌事態に反応してしまい、火傷をしてしまう恐れがあります。火傷だけでなく、痛みを伴う可能性が上がる、また光が分散して脱毛効果を感じにくくなってしまう場合もあります。火傷の恐れがある為、日焼けをしていると施術自体を断るサロンやクリニックもあります。程度はサロンやクリニックによって異なりますが、施術を断られない為にも日焼け対策をしっかりするようにしましょう。



 また肌が黒く焼けていなくても、日焼け直後は肌が敏感になってたり赤みを帯びていることがあります。その場合も施術を断られることがあります。さらに脱毛でも熱を与える為、身体には熱がこもっています。その状態の為日焼けでさらなるダメージを与えてしまうと、肌トラブルを引き起こす可能性があります。



 だから脱毛前後は日焼けに十分注意する必要があります。



●制汗剤や日焼け止めの使用

 制汗剤や日焼け止めを肌に塗った状態で脱毛の施術を受けると、脱毛効果が薄れることがあります。これは制汗剤や日焼け止めで肌に蓋をする状態になる為、毛根にダメージを与えられるだけの光が十分に届かなくなってしまうからです。また脱毛直後は肌が敏感になっています。その状態の肌に制汗剤や日焼け止めを使用すると刺激となってしまい、痒みや痛みを感じる可能性があります。その為脱毛前後の制汗剤や日焼け止めは使用を控える必要があります。



 日焼け止めも塗れず、日焼けも気を付けなければなりません。女性の方は日傘という手もありますが、男性は日傘に抵抗を感じる方もいらっしゃるでしょう。その際は帽子を活用する、薄手の羽織ものを身につけるなど工夫をするようにしましょう。



●予防接種や薬の服用

 予防接種や薬の服用は肌以外の部分にも異変をきたす可能性があります。その為特に注意をしなければなりません。予防接種をした後、身体は約1週間かけて免疫を作り出します。その為体調の変化が起こりやすくなっています。その状態で施術を受けると、施術中や施術直後に体調不良になることがあります。



また注射した箇所は腫れたり敏感になったりしています。その箇所を脱毛器で施術してしまうと、肌トラブルを起こしてしまう可能性があります。だから予防接種後は1週間から10日は空けて予約をするのがベストです。サロンやクリニックによって、空けるべき期間は設けられています。それに従うようにしましょう。



 ピルを含め、種類によっては薬の服用も脱毛の施術で身体に影響を及ぼすことがあります。肌荒れや色素沈着などの肌トラブルを招く恐れがあるだけでなく、健康被害を及ぼす可能性もあります。かかりつけ医からの処方薬を常備している場合は、かかりつけ医に相談して脱毛が問題がないか確認しておきましょう。



かかりつけ医に確認した後、通うサロンやクリニックにもどの薬を服用しているか申告しておきましょう。市販薬の場合は脱毛前後の服用をなるべく控えましょう。どうしても薬を必要とする場合はサロンやクリニックに申告し、指示を仰ぐようにしましょう。ピルを服用していたらホルモンバランスが崩れたり、毛量に差が出てしまいます。中には色素沈着を起こす方もまれに存在します。ピルを服用していても脱毛をすることはできます。



しかしピルを服用していることで脱毛を断るサロンもあります。確実に脱毛の施術を受けたいのなら、服用を控えたほうがいいかもしれません。通うサロンやクリニック、ピルを処方してもらっている病院の医師にしっかり確認するようにしてください。



●激しい運動や入浴

 一番ないがしろにしてしまいがちですが、脱毛施術前後は血行が良くなって体温が上昇する行為はしてはいけません。エステやマッサージも当てはまるので注意して下さい。脱毛の施術で身体に熱が溜まっている状態で、血行が良くなる行動をすれば、肌に痒みや炎症が起きてしまう恐れがあります。飲酒を含め、激しい運動や入浴は控えて下さい。脱毛前後はジムなどの予定は入れずにゆっくりと過ごし、脱毛当日は湯船に浸かることなくシャワーを浴びるにとどめておきましょう。



 汗を掻くと細菌が発生がしやすくなります。ダメージを受け敏感になっている為、細菌が入ってしまうと肌トラブルを引き起こす可能性が出てきます。だから汗を掻く行為は避けましょう。



 またお風呂では熱いお湯は使わないで、人肌の温度のシャワーを浴びるようにしてください。脱毛後は肌が乾燥している状態です。熱いお湯をかけるとより乾燥が進んでしまいます。効率よく脱毛を進めていく為にもお風呂には気を付けてください。



 温泉やサウナ、プールは多くの人が利用する為、細菌が発生しやすいです。脱毛前後は行くことを控えてください。



 これらはこのような理由で脱毛前後は控えるように言われます。肌トラブルが起きてしまうと、サロンやクリニックを信用することが難しくなってしまいますよね。すると通うのが億劫になったり、身体を預けることに不安を感じてしまいますよね。



また肌トラブルがひどいと、せっかく綺麗になる為に脱毛しているのに勿体なくなってしまいますよね。そして肌トラブルが起きるとしんどいのは自分自身です。予防できることは予防していきましょう。



5.まとめ

 いかがでしたか?脱毛と飲酒の関係について知ることが出来ましたか?脱毛と飲酒は悪循環を生んでしまうものです。肌が乾燥してしまう、痛みや痒みが発生してしまう、気分が悪くなってしまうなどの影響が出てきてしまいます。



また脱毛前後の飲酒以外にも気を付けなければならないことは多くあります。もちろん通い始める際や施術を受けた日に説明を受けると思います。しかし「ちょっとくらい・・・」という甘えで、脱毛効果が薄まってしまう可能性もあります。さらにせっかく綺麗になる為に脱毛を始めたのに、肌トラブルに悩まされてしまう可能性もあります。脱毛施術前後はしっかり効果を得るためにも、気をつける事はしっかり気を付けていきましょう。



 当サロンでも無料カウンセリングを設けています。脱毛を始めたいと思っている方、脱毛に悩んでいる方は気軽にご相談ください。



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