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脱毛は何回受けるべき?




 まだ脱毛に通っていない方やこれから脱毛に通おうと考えている方の中には、脱毛サロンや脱毛クリニックで1回光やレーザーを当てると毛が生えてこなくなると思っている方も多いと思います。しかし実際は1回施術を受けただけでは完全に毛は抜けません。また新しい毛も生えてきてしまいます。

 すると次に気になるのが必要回数やどれくらいの頻度で脱毛に通うかということだと思います。

 今回は脱毛に必要な回数や通う頻度について紹介していきます。


 

~目次~

1.毛周期

2.脱毛の仕組み

3.毛周期が関係ない脱毛方法

4.脱毛に通う回数

5.脱毛に掛かる期間

6.いつから脱毛を始める?

7.勘違いしがちなこと

8.効果を高める方法

9.まとめ



以下の順番で説明していきます。これから脱毛に通いたい方、脱毛について知りたい方はぜひ参考にしてください。


 

1.毛周期

 脱毛の回数についてお話しする前に、脱毛に関係する大事なことを知って頂きたいです。それは「毛周期」です。毛周期は脱毛と深く関係があります。脱毛に通ったことある方、調べたことがある方は聞いたことがあるのではないでしょうか。人間の身体には毛周期というものがあります。毛周期とは毛が成長して、抜ける周期のことを言います。



この毛周期によって、毛は定期的に生え変わっているのです。つまり毛は常に生え変わっているのです。髪の毛でイメージするとわかりやすいと思います。髪の毛は毎日抜けて生え変わりますよね。それも1本や2本ではなく、大量の量がです。このように髪の毛以外の毛も、気が付かない間に生え変わっているのです。毛があまり長くないのでわかりにくいと思いますが抜けています。また交代で毛が生えているので見た感じではわからないと思います。これは毛周期があるからです。



 毛周期には3つのサイクルがあります。

 「成長期」・・・毛が毛細血管から栄養をもらい、元気に生える時期

 「退行期」・・・毛細血管から毛根が離れ、毛が抜ける時期

 「休止期」・・・毛が肌の中で眠っており、生える準備をしている時期

この3つを合わせて毛周期と言います。成長期→退行期→休止期→成長期・・・と繰り返し回っています。大体次の期に移るまでに3~4週間程度掛かります。これは個人や部位によって違いが生まれます。



 実はこの毛周期がある為、今肌から見えている毛が100%ではありません。目に見えているのはその人が持っている毛の約20%~30%だと言われています。



2.脱毛の仕組み

 光脱毛やレーザー脱毛で効果を得られるのは、「成長期」に入っている毛だけだと言われています。実は人間の毛は目に見えているものでたったの20%~30%です。その中でも「成長期」に入っているのは10%~20%です。つまり1回の施術で効果を得られるのはほんのわずかの毛だけなのです。



 なぜ脱毛の効果が得られるのは「成長期」の毛だけなのでしょうか。それは脱毛の仕組みが関わっています。まず脱毛方法ごとの特徴を見ていきましょう。



●光脱毛

 メラニン色素に強く反応する特殊な光を使い、毛根にダメージを与えます。毛根にダメージを与えることで、施術を受けた際「成長期」に入っている毛は徐々に抜けていきます。また「成長期」に入っていると毛を作る細胞にもダメージを与えられます。その為毛の成長を抑制することも出来ます。



●レーザー脱毛

 光脱毛と同様、メラニン色素に強く反応する特殊な光を使い、毛根にダメージを与えます。毛根にダメージを与えることで、毛は徐々に抜けていきます。また毛を作る細胞にもダメージを与えるので、毛の成長を抑制できます。



●ニードル脱毛

 毛穴に特殊な針を刺し、電気を流すことで毛根や毛を作る細胞を破壊します。毛が生えていないと毛穴をしっかり認識できない為、少しの間生やしておく必要があります。ニードル脱毛では毛が生えていれば問題ない為、毛周期は関係ありません。


 

 このように脱毛方法は数種類ありますが、どれもが毛根や毛を作る細胞にダメージを与えたり、破壊したりします。ニードル脱毛は毛周期は関係ありませんが、光脱毛やレーザー脱毛は根元が繋がっている必要がある為毛周期が関係あります。



 光脱毛やレーザー脱毛では、全部の毛にアプローチするにはそれぞれの毛が成長期に入るのを待つ必要があります。しかしどうしても全部の毛が一気に成長期に入ることはありません。その為それぞれの毛が成長期に入るタイミングで、脱毛の照射をしていく必要があります。だから脱毛は1回で終わらせることが出来ません。何回も脱毛の照射を重ねることで、脱毛の効果を発揮していくのです。



3.毛周期が関係ない脱毛方法

2の章の脱毛の仕組みでも言いましたが、ニードル脱毛は毛周期に関係なく脱毛することが出来ます。しかし毛が少し生えていなければ毛穴を確認することが出来ない為、休止期のの毛が後から生えてくることがあります。またニードル脱毛は痛みが激しく、1回の脱毛施術時間が長く、料金が高くなりやすいことから現在は主流の方法とは言えません。さらにこの方法を行っているクリニックも少なくなってきています。



 ではニードル脱毛以外に毛周期が関係ない脱毛方法はないのでしょうか。

 最近は機械の発達も進んでいます。成長期の毛以外にも作用することで、毛周期を気にしないで照射出来る脱毛機も出てきています。これらは毛を作る元の毛乳頭ではなく、バルジという部分にダメージを与えて脱毛効果を得るものです。



 毛乳頭や毛母細胞の活動を促す毛包幹細胞、いわゆる発毛因子がこのバルジから出されているのが最新の研究でわかってきました。そしてこれらの最新の脱毛機が発明されました。



 毛のメラニンに熱を与えるのではなく、毛根を包んでいる毛包という皮膚組織に蓄熱して、そのバルジに作用するのです。その為毛の状態が成長期、退行期、休止期関係なく照射することが出来ます。その為毛周期に合わせて照射する必要がありません。さらに今までの脱毛でネックとなっていた産毛や日焼けした肌に対しても効果があると言われています。



 この最新機種はSHRとも言われています。当サロンではこのSHR式の機種も取り入れています。



4.脱毛に通う回数

 脱毛しようと考えている人の永久脱毛と、脱毛するサロンやクリニック側の永久脱毛には違いがあります。永久脱毛は一生ムダ毛の悩みを解消できる魔法のような手段だと思われがちです。しかし実際の永久脱毛は、毛が1本も生えてこないようにするための方法ではありません。何故かと言うとどれほど完璧に永久脱毛の処置を施しても、その個所から再び毛が生えてくる可能性を完全に否定することは出来ないからです。



 それでは永久脱毛の定義とは何でしょうか。日本では定義は設定されていません。AEAと呼ばれる米国電気脱毛協会によれば、「脱毛の経過1カ月後に毛の再生率が20%以下なら永久脱毛と呼ぶ」とされています。



例えば脱毛の処置を施した後再び毛が生えてきたとしても、再生の程度によってはそれでも「永久脱毛」と呼べることになります。もちろん永久脱毛の処置を施すことで、再生する毛の本数は多かれ少なかれ減少するものと考えられています。ただ、脱毛の歴史はまだ50年程度しかありません。



その為どれほど脱毛の技術が進歩しても、生涯毛が生えなくなるということを保証することはできないのです。その為永久脱毛というのは実態としては全く毛が生えないものではなく、「永久減毛」と考えるのが主流になってきています。ただし永久脱毛や永久減毛は基本的には医療行為による脱毛です。脱毛サロンによる脱毛は医療行為ではありません。その為脱毛サロンではそもそも永久脱毛は出来ないことを把握しておきましょう。



 では多くの人が一番気になるでしょう、脱毛に通う回数はどれくらいがいいのでしょうか。この脱毛に通う回数には個人差が生まれます。そもそもの毛量、毛の濃さ、脱毛効果の出方などから回数は簡単に変わってきます。また脱毛方法でも平均は変わってきます。さらに一番重要なのが本人がどの状態を脱毛完了とするかです。自己処理が簡単になる状態、あまり毛が目立たない状態、ほとんど毛が生えない状態など、どの状態を脱毛完了とするのかは人それぞれです。その為目標回数も、平均回数も変わってきます。



 女性のムダ毛より濃いと言われている男性の脱毛は、一体どれくらいの回数と期間が必要なのでしょうか。メンズエステの光脱毛とクリニックの医療レーザー脱毛の目安を見ていきましょう。



 男性がエステサロンの光脱毛を利用した場合、18回程度のお手入れでムダ毛が綺麗になります。また毛量を減らし、自己処理が簡単になる程度であれば12回程度で効果を実感することが出来ます。実はムダ毛が濃く太い部位、例えば脇やVIOなどの部位ほど光脱毛では良く反応します。その為効果が出やすいので、意外に少ない回数で満足することが可能です。光脱毛の特徴は減毛効果です。3回施術を受けたあたりから毛が少なくなってきていることを実感する方はとても多いです。



 脱毛クリニックでの医療レーザーを使用した脱毛は、男性であってもエステサロンより効果が早く出ることが多いです。その為3回でお手入れが簡単になる、6回で毛がほとんど生えなくなる、9回でほとんどツルツルになります。医療脱毛は激しい痛みがあると聞いて怖いと思っている方もいらっしゃるでしょう。脱毛時の痛みに耐えられない方は、追加で麻酔を使うことも可能な場合があります。



 脱毛は1度のお手入れでは効果が出にくいです。その為継続して行う必要があります。

 光脱毛ですと、医療脱毛より回数を重ねる必要がある場合が多いです。回数や期間を短くしたい方は医療レーザー脱毛を、痛みなく安く脱毛を済ませたい場合は光脱毛をお勧めします。



5.脱毛に掛かる期間

 では脱毛が1回で終わらないのであれば、どれくらいの期間脱毛に通えばいいのでしょうか。この期間も脱毛の施術回数、どの状態で脱毛完了というのかによって変わってきます。自己処理がほとんどいらない状態を目指すのであれば1年~2年程度通う必要があります。またほとんどツルツルな状態を目指すのであれば2~3年掛かる場合があります。



 自己処理はいるけど減毛だけの場合は1年かからない場合がほとんどです。

 減毛ではなく毛を無くすことが目標の場合は、年単位で期間が必要になります。1回の脱毛ではどうしても綺麗になることは出来ません。期間が掛かるからこそ、早めに脱毛を始めることで早めに脱毛を終えることが出来ます。



6.いつから脱毛を始める?

 5の章をまとめると、脱毛完了までには約2年かかることになります。つまり「夏に間に合わせるには!」や「何カ月前に始めるのがいい」というわけではないのです。これらは完璧な脱毛完了を目指すのではなく、自己処理が楽になるまでだったり減毛効果までだったりを表していることが多いです。



 ただ数年かかるとは言っても、お手入れするたびに毛が抜けて生えてくる毛はだんだん少なくなります。個人差はありますが、始めてすぐにでも脱毛の効果は実感できます。

 結論としては脱毛しようかなと思ったらすぐに始めるのが大切です。脱毛を始めたいと思ったその瞬間に、脱毛サロンや脱毛クリニックを調べましょう。無料カウンセリングに行ってみるというのも1つの手です。脱毛したいと思ったその瞬間がベストなタイミングです。

 しいて言うのであれば、秋冬の間は比較的予約が取りやすいことが多いし、脱毛にNGな日焼けもしにくいです。その為季節としては秋や冬をお勧めします。



7.勘違いしがちなこと

 多くの方が勘違いしやすいことがあります。それは脱毛サロンや脱毛クリニックでお手入れすると、その日にすぐ毛が抜けるということです。結論から言うと毛はすぐには抜けません。



 毛乳頭に熱ダメージを与えて毛乳頭部分のタンパク質を熱凝固させ、毛の成長がストップするのですが、そこからその毛が自然に抜けるには、1週間~10日ほど掛かります。10日位するといつの間にか抜けている毛もあります。残っている毛もありますが、つまんでみるとスッと抜けたりします。1回のお手入れでは抜けない場合もあります。また抜けるのが楽しいからと引っ張りすぎると肌が傷ついたりします。



 毛が抜けた後は毛周期のサイクルにもよりますが、1カ月くらいは毛がない状態になります。その後休止期だった毛が生えてきます。その為また照射していくという感じです。



8.効果を高める方法

 脱毛に通うのであれば少しでも効果を高めて回数を減らしたり、期間を短くしたいと思う方がほとんどだと思います。また少しでも効果を高めて満足いく脱毛をしたいと思うでしょう。ではどうすれば脱毛の効果を少しでも高められるのでしょうか。方法を見ていきましょう。



●保湿

 乾燥していると赤みや痒みの原因になります。また脱毛効果の減少に繋がってしまう場合もあります。その為毎日、普段よりも丁寧に保湿するようにしてください。また乾燥していることでいつもより痛みを感じたり、熱く感じることもあります。自分の肌を守る為にも保湿は心がけましょう。お勧めは、顔は化粧水と乳液の両方を使うことです。また身体は入浴後、全身に保湿クリームを塗る習慣をつけるように心がけましょう。



●日焼け対策

 サロンによっては基準は変わってきますが、肌が日焼けしてしまうと施術を受けることが出来なくなる可能性があります。特に光脱毛やレーザー脱毛でよく気を付けてと言われる注意点です。これらの脱毛方法はメラニンに強く反応する特別な光を使う為、肌が焼けてメラニンにより肌が黒くなってしまうと肌を火傷させてしまう恐れがあります。また日焼けを気をつける事はシミ対策など肌にもいいので、気をつけるようにしましょう。



●代謝を上げない

 脱毛の施術を受ける前後では代謝を上げる行為を控えましょう。脱毛施術後に代謝を上げ、汗を掻いてしまうとと施術で敏感になっている肌に汗の中の細菌が入りやすくなってしまいます。また脱毛施術前だと光脱毛やレーザー脱毛では施術後体内に熱がこもりやすくなる為、代謝が上がると赤みや痒みなど肌トラブルを起こす可能性もあります。だから代謝を上げる行為を避けましょう。飲酒や運動、入浴が気をつける行為となってきます。



●ムダ毛の処理

 脱毛に通う時は基本的に毛を剃っていくことが求められます。そのムダ毛自己処理方法に気をつけなければなりません。T字カミソリは無駄に力を入れすぎてしまい、角質まで傷つけてしまう恐れがあります。また毛抜き・除毛クリームは無理矢理毛を抜くので、肌トラブルが増える可能性があります。それだけでなく毛根から抜いてしまうことも問題です。毛根から抜いてしまうことで脱毛の効果を得られず、かつ毛の生え変わるサイクルも変わってしまいます。その為その部分の毛の施術は出来ていない可能性が高くなります。1回1回の脱毛施術を無駄にしない為にもムダ毛処理方法には気を付けましょう。



 お勧めのムダ毛処理方法は電気シェーバーで処理することです。電気シェーバーにすることで無駄な力を入れずに剃れ、肌に対して最小のダメージで済ませることが出来ます。

 


 これらを気をつけることで、脱毛の効果が高まる場合があります。せっかく通うのであれば、効率よく効果を得たいですよね。その為にもこれらのポイントには気をつけるようにしましょう。



9.まとめ

 脱毛は脱毛完了をどこにするかで回数が変わってきます。また脱毛方法でも回数は異なります。回数を抑えるなら痛みが強い医療脱毛を、回数にこだわらないのであれば痛みが少なく料金も比較的安い光脱毛をお勧めします。



 回数や期間は掛かるかもしれません。しかし脱毛するにはそれらの回数や期間が大切になってきます。また脱毛を始めるいいタイミングはあまりありません。自分が脱毛をしたいと思った瞬間が、脱毛に通うベストタイミングです。通いたいと思ったときに脱毛サロンや脱毛クリニック、脱毛に関する情報を探しましょう。無料カウンセリング、体験を行っているところもあります。そういったものを利用しましょう。



 当サロンでも無料カウンセリングを行っています。脱毛に関して興味が出たけど何もわからないと困っている方、これから脱毛に通う方、脱毛が気になっている方はぜひお気軽にご予約ください。お待ちしております。





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