脱毛後に出たかゆみ 原因と対策方法は?

 

 脱毛をすると体に異変が起きるケースがあります。その中でも最も多い症状は「かゆみ」です。かゆみの種類によって、また部位によっては痛みを感じる方も多いです。肌を綺麗にするために脱毛に通っているのに、肌トラブルが起こってしまうのは悲しいですよね。かゆみを防ぐには、事前に対処しておく必要があります。かゆみの原因を知り、しっかり対策していきましょう。


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~目次~

1.かゆみが起きる原因

2.かゆみが出やすい箇所

3.かゆみが出たときの対処方法

4.かゆみを起こさない予防方法

5.まとめ


以下の順番で説明していきます。これから脱毛に通う方、脱毛後にかゆみが出やすい方はぜひ参考にしてください。

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1.かゆみが起きる原因

 脱毛すると何故かゆみが出てしまうのでしょうか。かゆみの原因について説明していきます。かゆみの原因はいくつかあります。


●乾燥

 脱毛後に起きるかゆみの原因として最も大きいのは「乾燥」です。サロンでの光脱毛やクリニックでのレーザー脱毛は、いずれも肌や毛根に対して光を当てるアプローチです。光脱毛やレーザー脱毛は毛根に含まれるメラニン色素に強く反応する特殊な光を照射し、熱エネルギーを発生させて毛乳頭や毛母細胞にダメージを与えます。瞬時的ですが、一般的な光脱毛で60~70度、レーザー脱毛で200度以上という高熱が発生します。もちろん安全性は十分に考慮されています。しかし熱を肌に直接与える為肌の水分を奪い、肌が乾燥状態になるのです。乾燥した肌はかゆみを引き起こしやすくなります。そしてかゆいからとひっかいてしまうと炎症に繋がるリスクが高くなります。施術を受けた後の肌は一時的に弱くなってしまいます。強くひっかいてしまい、傷が残ってしまうこともあり得ます。その事態だけは避けるようにしましょう。


●蒸れ

 かゆみと同様に蒸れてしまうのもかゆみの原因となります。脱毛は肌に刺激を与え、普段よりも敏感な肌にしてしまいます。乾燥はかゆみの原因ですが、反対に蒸れてしまうのも問題です。例えば通気性の悪い服を着ていると、肌は蒸れやすくなります。肌が蒸れてしまうと熱がこもってかゆみを引き起こしてしまうのです。肌と衣装の接触を出来る限り減らしたり、柔らかい素材の物を選ぶなど、工夫をしてなるべく肌に負担をかけないようにしましょう。


●熱による炎症

 光やレーザーを照射し、毛根を破壊する為に肌に熱がこもってしまい脱毛施術後、肌の赤みが目立つことがあります。毛穴の腫れが肌周辺にまで及ぶと肌に赤みが出てしまうのです。脱毛施術後炎症が起きるかどうかは個人差があります。肌が若干乾燥するくらいで済む人も多くいます。しかし中には肌の赤みが目立つ人もいます。毛が太くて毛穴が広い人ほど光やレーザーの照射に反応する箇所が大きくなるので赤くなりやすいです。日焼けをした際に肌が赤くなる人は要注意です。また風邪をひいて体調が悪い時も免疫力が下がり、肌のバリアが普段よりも低下しているため肌は赤くなりやすい状態と言えます。体調が悪い場合は脱毛の施術は控えるべきです。肌が赤くなると同時にかゆみが出る場合がよくあるので、肌の状態は慎重に確認しておきましょう。


●衣類による摩擦

 かゆみは下着や衣類の摩擦、締め付けによっても起こります。脱毛後の肌は乾燥をして敏感になっています。健康な肌の状態では感じにくかった衣類の摩擦も、脱毛後の肌には刺激となってしまいかゆみを引き起こすこともあります。さらに摩擦が続くと肌のバリア機能を低下させてしまい、かゆみがより強くなってしまいます。特にVIOは今まで生えていた毛がなくなり、直接肌が下着に接触するようになるため他の部位と比べてもよりかゆみを感じやすくなります。



●伸びてきた毛

 サロンやクリニックでも脱毛する部位を事前にシェービングしなければなりません。光脱毛やレーザー脱毛の光は毛根に含まれるメラニン色素に強く反応する為、毛が伸びた状態で光を照射するとパワーが分散して毛根に十分なダメージを与えられません。それだけでなく火傷などの肌トラブルを起こす危険性があるからです。脱毛は一度の照射ですべての毛にダメージを与えるわけではありません。脱毛効果がなかった毛は抜け落ちることなく再び伸びてきます。シェービングでカットされた毛がそのまま伸びて肌を刺激する為、かゆみが生じることがあります。この現象は特にVIOに起こりやすいです。VIOの毛は太く硬い為カットされた毛先も肌を刺激しやすい上、かゆみも感じやすくなります。


 かゆみはこれらが原因だと考えられます。様々な原因があるからこそ、かゆみを引き起こさない為に気を付ける必要があるのです。


2.かゆみが出やすい場所

 脱毛する部位によってかゆみに差が出ることがあります。かゆみや赤みが激しくなりやすい場所と、そうでない場所があるからです。かゆくなりやすい部位というのは、時間が経つと治るケースが多いです。かゆみが発生したときに慌てないようにどの部位に出やすいかを確認していきましょう。


●VIO

 脱毛後かゆみが最も出やすい部位の1つと言われています。VIOは毛が密集していてその分熱がこもりやすくなり、かゆみが出やすくなってしまうのです。


●顔

 かゆみが出やすい部位として、VIOと同じくらい悩ましいのが顔です。顔もVIOと同じくらい毛根が密集しています。また顔は血管が多く通っている部位でもあります。血管が多く通っているということは肌が熱によって温められやすいということです。つまりかゆみが出やすくなるのです。顔の中でももみあげやおでこなどに痒みが表れやすく、また赤くなりやすい部位になります。


●脇

 脇は脱毛コースでも非常に人気が高く、初めての脱毛で行う人も多い部位です。脇毛の処理が面倒なので脱毛したいと考える方は多いでしょう。脇も毛根が密集している場所の為、かゆみが出やすくなっています。さらに脇は顔やVIOライン以上に太い血管が通っている場所でもあります。さらにかゆいからといってかいてしまうと、黒ずみになってしまいやすい場所でもあります。脱毛後はケアをしてなるべく安静にしておく必要があります。



 これら3つの部位がかゆみが出やすくなっています。かゆみが出やすい分他の部位よりもケアを念入りにするようにしましょう。


3.かゆみが出たときの対処方法

 かゆみが出やすい部位に対しては脱毛後にケアをしておくことが重要です。入念にケアをすることでかゆみや赤みを抑えることが出来ます。体質の関係で脱毛後にかゆくなりやすい人は脱毛した部位全てに対してケアをしておくことで、綺麗な肌を保ちやすくなります。かゆみが出た際、かゆみを抑える脱毛後のケア方法を紹介します。


●安静にする

 脱毛をした後はできるだけ自宅でゆっくりと過ごすようにしましょう。激しいスポーツは厳禁です。運動は体温を上昇させ、血行が促進されます。血行が良くなるのは本来メリットもあります。しかし脱毛後はかゆみを強める原因となります。さらに汗をかくことによって肌に汗の塩分が付着する為、敏感肌にはよくありません。身体を動かすのはできるだけ控え、保湿と冷却を意識しつつ安静を心がけましょう。

 肌に優しい素材の服を身につけて就寝するのもお勧めです。天然の繊維素材であれば肌に対する刺激を抑える効果が期待できます。例えばシルクやコットンなどの素材が該当します。これらは値段が高いのがネックですが、サラサラ感は抜群です。特にシルクは摩擦の度合いが他の繊維と比較し最も小さいと言われています。肌が乾燥したり、弱ったりしているときにはぴったりでしょう。シルクほどのサラサラ感はありませんが、コットンも肌への刺激が小さいのは間違いありません。


 

 脱毛後はお酒を控えるようにしましょう。アルコールは運動と同様に血行を良くする効果があります。肌が火傷に近い状態の時に血行を良くするのはリスクが高いです。身体に赤みが出やすくなりますし、一旦赤みが出てしまうと引くのが遅くなります。かゆみも強くなりがちです。また飲酒した状態で脱毛の施術を受けるとかゆみが出やすくなったりします。脱毛後だけでなく、脱毛前も飲酒は避けたほうが良いことを知っておきましょう。

 脱毛後は安静にするのが一番とはいえ、入浴は基本的に控えたほうが良いです。脱毛で疲れた体を湯船でゆっくりほぐしたい気持ちがあるかもしれませんが、身体が温まると肌荒れやかゆみの原因となります。入浴することで炎症を起こしている毛穴に雑菌が入り、ますますダメージを深刻にする状態もあり得るでしょう。赤みやかゆみが完全に引くまでは入浴しないほうが無難です。脱毛後に体を洗う際には短時間のシャワーで済ませ、出来るだけ早く寝るようにしましょう。


●冷やす

 脱毛後に身体がかゆいと感じた場合は、冷たいタオルで冷やすようにしましょう。ただし一気に冷やしたいからといって、保冷剤を直接当てるのは刺激が強すぎます。冷やしすぎてしまうとより肌の状態を悪化させてしまうでしょう。タオルで包み、冷たさの調整をしたうえで肌に当てるのが良い方法です。タオルを当てる際に擦ってしまうと傷つく可能性があるので、優しく当てるのがポイントです。シャワーの温度についてもいつもよりも温度を下げることを意識しましょう。少しぬるいと感じるくらいの温度に調整してみてください。


●保湿

 肌の状態を良くするための方法として、保湿は非常に重要度が高いです。適切な保湿を行うことで、肌の状態はどんどん良くなっていくでしょう。保湿は化粧水・乳液・ボディクリームを用いて行います。脱毛した部位はいつもよりも水分が不足しているため、入念に保湿するのが大切です。ヒアルロン酸やコラーゲンを含んだ製品を選ぶのも良いでしょう。そのほかにも保湿力に優れたイソフラボン、ムダ毛防止効果に定評のあるパイナップルエキス、肌のキメを整えるマンダリンオレンジ果皮エキスなども有用です。自分の肌に合ったものを選ぶようにしましょう。

 脱毛後の保湿は部位によってやり方が異なります。顔を洗うときはぬるま湯を使用し、できるだけ摩擦しないようにゆっくり洗います。化粧水はたっぷりとつけ、顔全体に浸透させるイメージです。水分補給が終わったら蒸発を防ぐ保湿クリームで肌に蓋をします。保湿クリームは少量の油分が含まれているのが望ましいでしょう。化粧水を含んだコットンを数分乗せてパックをすることで、より保湿力を高められます。


 次に体の保湿方法です。身体も顔と同様、洗うときはぬるめのお湯を意識しましょう。お風呂から上がったら、すぐに化粧水で水分補給を行います。蒸発を防ぐ保湿クリームも忘れないようにしてください。部位によっては埋もれ毛が出ることがあります。そこに関しては念入りな保湿が必要です。肌の潤いをキープし続けられれば、埋もれ毛の症状はだんだんと治っていくでしょう。

 そしてデリケートゾーンやアンダーヘアーに近い部位の保湿についてです。基本的には体と同じ保湿を行いつつ、保湿クリームを塗る際には油分の量に十分注意しましょう。油分は水分の蒸発を防ぐ効果がありますが、だからといって付けすぎてしまうとトラブルが懸念されます。例えば油分の汚れで毛穴からばい菌が侵入する恐れがありますし、油分の酸化による炎症を引き起こす可能性があります。デリケートゾーンは繊細な部位なので、保湿ケアは特に慎重に行いましょう。かゆみが強いような時はデリケートゾーン専用の保湿クリームを使用するのも良いでしょう。ムダ毛が伸びるとかゆみに繋がるので、定期的に電気シェーバーなどで処理するのも心がけましょう。


 もしかゆみが出た際はこれらの3つが重要です。この3つは脱毛後にしっかりと行いましょう。この3つを行っても症状が改善しない場合は、皮膚科を受診するようにしてください。


4.かゆみを起こさない予防方法

 かゆみが出た場合の対処方法も大切ですが、かゆいとどうしてもストレスになってしまいます。かゆみを起こさない為にも、事前に対処できる方法について紹介していきます。


●身体を温める行動を避ける

 脱毛をした後は肌が乾燥し、軽く炎症を起こしている状態です。この状態で体を温める行動をすると、肌の乾燥や炎症に拍車をかけることになります。また血行が良くなることで、かゆみを感じる神経の活動を活発にしてしまうこともあります。かゆみを起こさない為にも脱毛後は体を温め、血液の循環を良くする行動は避けましょう。これらの行為として飲酒・運動・マッサージ・湯船への入浴・性行為が挙げられます。脱毛後は避けるようにしてください。



●汗に注意

 脱毛後の肌は乾燥しており、バリア機能が通常よりも低下しています。運動などをして汗をかいても、正常にバリア機能が働いている状態であれば特に刺激となることはありません。しかし脱毛後のバリア機能が低下している状態では汗に含まれる塩分によって肌が刺激を受け、かゆみを感じやすくなることもあります。さらに汗で蒸れた環境は雑菌が繁殖しやすく、弱った肌が炎症を起こしてかゆみに繋がる可能性もあります。また汗をかくと物理的に身体の水分も奪われるだけでなく、肌を保護する役割を果たす皮脂まで流してしまう為乾燥をさらに悪化させます。かゆみを引き起こさせない為にも脱毛後は汗が出るような行動を出来るだけ避けるようにしましょう。もし汗をかいてしまっても、出来るだけこまめに拭き取るようにしてください。


●肌に刺激の少ない衣類を選ぶ

 かゆみを防ぐ為には着用する衣類や下着にも注意が必要です。肌に触れる衣類や下着は綿100%など天然素材のものがお勧めです。ナイロンやポリエステルなど化学繊維の物は通気性も悪く、摩擦によって静電気も起こりやすい為肌に刺激を与えてしまいます。天然素材の物を選べば蒸れる心配もなく、肌への負担も少なくなります。また締め付け感のある衣類や下着は肌に刺激を与えてしまう為、脱毛後は普段よりもゆったりとしたものを選ぶとよいでしょう。


●紫外線対策をしっかりする

 普段は肌にそれほど影響を与えることのない量の紫外線でも脱毛後のデリケートな肌には強い刺激となり、かゆみを引き起こすことがあります。また脱毛後の感想をした肌に紫外線を浴びると、乾燥に拍車をかけるだけでなく炎症など肌トラブルを起こし、かゆみに繋がることもあります。過度の日焼けは脱毛の仕上がりにも影響を及ぼします。トラブルなく、より効率よく脱毛を進めるためにも脱毛期間中は日焼け対策をしっかり行うようにしましょう。



●保湿をしっかり行う

 脱毛後だけでなく、脱毛前から継続的に保湿を行っておくことでよりかゆみを防ぐことが出来ます。毎日保湿ケアを行いましょう。また保湿を行っておくことで脱毛の仕上がりや痛みの軽減に影響を与えることもできます。保湿ケアを毎日の習慣にしておきましょう。


 これらを心がけることでかゆみを予防することが可能になります。ストレスなく脱毛を受けるためにも事前にかゆみ対策の予防をしておきましょう。


5.まとめ

 脱毛後に起きるかゆみには乾燥・蒸れ・炎症・摩擦・毛が伸びることの原因があります。またかゆみが起きやすいのは顔、VIO、脇の3つの部位です。かゆみが起きた際は安静にする、冷やす、保湿すると対応をすることはできます。しかしかゆみが出る時点でストレスに感じる方が多いでしょう。脱毛前から習慣として行い続けることで、よりかゆみを防ぐことも可能です。中には脱毛効果に影響を与えるものもあります。かゆみを引き起こさない為にも対策をしておきましょう。



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