脱毛の施術を受ける時の剃り残しはNG?



 脱毛サロンやクリニックで施術を受ける際、事前にムダ毛を自己処理して行く方が多いでしょう。また通っているサロンやクリニックによっては、施術を受けるには自己処理をしていることが前提としていることがあります。



しかし自分では手が届かない部位、見えない部位などやりづらい部分もありますよね。またそういった部分を処理しても、完璧に処理するのは難しいですよね。さらに剃り残しがあった場合追加料金がかかるのか、施術を受けることが出来るのか心配だという方もいらっしゃると思います。



 今回は剃り残しがあった場合の当サロンの対応、正しい処理の仕方をまとめていきます。これから通うサロンを決める方や自己処理がうまくいかないと悩んでいる方はぜひ参考にしてください。



~目次~

1.脱毛前にシェービングが必要な理由

2.剃り残しがあった場合

3.正しいシェービング方法

4.自己処理の注意点

5.まとめ

以上の順番で説明していきます。自分を傷つけないシェービングを学びましょう。


1.脱毛前にシェービングが必要な理由

 サロンやクリニックによって異なりますが、多くのサロンやクリニックではカウンセリングを受けた際に、「事前にシェービングをお願いします。」と言われるでしょう。実は事前にムダ毛処理をしておくのは大切な理由があるからです。




●脱毛効果を高める為

 光脱毛やレーザー脱毛は特殊な光を使って、脱毛効果を与えています。この光は毛の黒い色素であるメラニン色素に反応するようになっています。そして毛根にダメージを与えて、毛を生やす組織の活動を停止させます。



 その為シェービングがしっかり行われておらず、毛が長いままだと肌の外に出ている毛の部分に光が反応してしまいます。すると毛根にダメージを与えられるだけの光の量がなく、しっかり効果がでなくなります。



 せっかく効果がしっかり出るタイミングを狙って光を当てているのに、タイミングを合わせている意味が無くなってしまいます。パワーを上げたらいいのではないか、と思う方もいらっしゃると思いますが、その対応をしてしまうと肌表面へのダメージが大きくなってしまいます。また体内にこもる熱の量が多くなってしまい体調を崩したり、肌の調子が悪くなってしまうことがあります。強さは強いほうがいいというものではなく、効率よく脱毛をすることが大切です。



 脱毛の効果を高める為にシェービングは必要です。



●肌トラブルを防ぐ為

 先ほども説明したように、光脱毛やレーザー脱毛は黒い色素であるメラニン色素に反応することで効果が出ます。シェービングをせずに施術を受けてしまうと長い毛全てに光が反応してしまい、熱を持ち、その熱が肌表面へ大きな負担をかけて火傷になる恐れがあるのです。だから肌へのダメージを最小限にするためにも、脱毛サロンに行く前にシェービングすることが必要になっています。



 以上の理由がある為、脱毛前にシェービングをしておくことは大切です。また剃り残しが多いと、施術時の痛みが出やすくなります。安全にかつ綺麗に毛を無くす為には、事前シェービングをしておくことが必要です。



2.剃り残しがあった場合

 施術を受ける際に剃り残しがあった場合はどうなるのでしょうか。この対応はサロンやクリニックによって異なります。パターンとしては3つに分けることが出来ます。



➀剃り残しがある部分だけ施術しない

 剃り残しがあった場合、その部分だけ施術しないというサロンもあります。またあまりにも剃り残しがひどい場合はその日の施術を断られ、キャンセル扱いになってしまう場合もあります。



②料金を払ってシェービングしてもらう

 サロンによっては料金を支払う、自分でできない部分は事前に言っておけば施術してもらえるなどの対応をしてもらえるところもあります。しかしサロンごとに料金やルールは設定されています。通おうとしているサロン、通っているサロンに確認する必要があります。



③無料でシェービングしてもらう

 料金を支払うことなく、無料で対応してもらえることがあります。ルールなどを確認しておきましょう。



 対応としてはこの3パターンがあります。



 当サロンでは③の無料でシェービングを対応しております。またルールも特に設けておらず、シェーバーを持ってくる必要もありません。また部位も限定をしていません。その為剃り残しの心配はいらないでしょう。



しかしいつも剃ってこなくていいというわけではありません。毎回剃ってもらってから施術を始めると、予定より時間がかかってしまう恐れがあります。また自分で処理するよりもくすぐったいです。



サロンのスタッフはお客様の肌を傷つけないようにしなければなりません。その為肌に当たるか当たらないかのぎりぎりのところを行くようになります。その為自分で処理するよりもくすぐったく感じます。くすぐったさに敏感な方は特に辛い思いをすると思います。だから最低限の剃り残し、不安な部分をサロンにお願いするのみのほうが良いと思います。



 実際にどう対応してもらえるのか気になる部分がある場合は、サロンやクリニックに確認するようにしましょう。



3.正しいシェービング方法

 脱毛前のシェービングの大切さはわかってもらえたでしょうか。ではどういう風に処理をしておけばいいのかを説明していきます。




●毛の流れに沿って肌を傷つけないように剃る

 自己処理をする時は、毛の流れに沿ってシェービングしましょう。流れに逆らって剃ると綺麗に剃ることは出来ますが、肌の角質なども一緒に剃ってしまう危険性があります。



 脱毛サロンで施術する前は、肌へ余計な負担をかけないことが大切です。毛の流れに逆らって剃らなかった場合深剃りになってしまい、せっかくの脱毛の効果が薄くなってしまいます。その為にも毛の流れに沿ってシェービングをすることが大切です。



 特にVラインやIラインは柔らかい肌の為、他の箇所よりも深剃りになりやすい部位です。深剃りになってしまうと毛の断面の一部が皮膚に隠れてしまい、毛根にダメージを与えられる十分な量の光を受けることが出来ません。



 Vラインは毛の流れに剃って剃ることが難しい部位です。その場合は横から1本1本ゆっくりと剃るようにしましょう。




●背中など手の届かないところは人の手を借りる

 自分で剃るのが難しい背中やOラインはどうやればいいのか悩みますよね。手の届かない部位は特に安全性の高い電気シェーバーでの処理をお勧めします。電気カミソリとは別物なので、購入の際は間違えないようにご注意ください。



 それでも見えていない部位や手の届かない部位は無理して処理すると、肌に傷がついてしまいます。また余分な力を入れて剃ってしまい、皮膚の角質を削ってしまう可能性があります。その為頼める人がいる場合は人の手を借りることをお勧めします。家族や友人、彼氏などの手を借りて安全にシェーバー行いましょう。人に頼むのが恥ずかしい場合は、サロンのシェービングサービスを活用することをお勧めします。



 背中は毛の量が多いので剃った毛が散らばってしまい、剃った部分が何処かわからなくなってしまい何度も同じ場所を剃ろうとしてしまうことがあります。聞き手にシェーバー、反対の手にテープなどを持ち、剃った部分の毛を片付けながら剃ってもらうようにしましょう。また背中の肩甲骨周りは凹凸が大きいので、特に気を付けて処理するようにしてください。



●VIOゾーンのシェービング

 VIOゾーンは見えにくいこともあり、剃りにくい部位となっています。処理する際は前方に鏡を置いて剃る、真下に鏡を置いて剃るようにして下さい。



 身近な人に手伝ってもらうにしても、Oラインなどのデリケートゾーンだとなかなか抵抗があるかと思います。その場合は鏡の前でしゃがんだり、床に鏡を置いてしゃがんで確認をしながら処理をすると剃りやすいのでお勧めです。



 最終手段として脱毛サロンのスタッフにお願いする方法があります。料金の有無はサロンごとによる対応なので、事前に確認するようにしましょう。



 一番安全でかつ安心な方法だと思いますので、自宅で処理するのが難しいと判断した場合はお任せするようにしましょう。



●剃り残しがないようにする

 毎回きっちり剃って脱毛する場合と、毎回剃り残しが多い人だと脱毛完了までの回数や時間が倍近く変わることもあります。



 お風呂場で処理をする方が多いと思いますが、お風呂場の証明では剃り残しがあるかどうかわかりにくいですよね。少ない回数、早い時間で満足する為にも、剃り残しがないか明るい照明の下で確認してみてください。



 またまばらで剃っていくと剃り残しが多くなってしまうので、きっちり剃りたい人は、蛍光ペンで線を引き、ブロック分けすると剃り残しが少なくなります。蛍光ペンはボディソープで落ちるので安心してください。



 正しいシェービングをするには、これらのポイントが大切になってきます。最初は難しく大変かと思いますが、慣れてきたら楽になります。また脱毛に通っている途中であれば、減毛・毛が薄くなる効果を得られます。その為処理の時間が短くなります。肌を傷つけず、剃り残しがないように処理するためにも参考にしてみてください。



4.自己処理の注意点

 まず大事なのは「剃り残し判定されないレベルの自己処理方法」をするということです。剃り残しがない状態というのは、ツルツルで毛が1㎜も伸びていない状態というわけではありません。その為剃り残しゼロ・深剃りしろという意味ではないのです。



仮にツルツルにしようと思うと肌にダメージを与える覚悟で深剃りしなくてはなりません。また剛毛の場合だと直前に処理しないと厳しいと思います。直前に剃って肌が乾燥すると脱毛効果が出にくくなるし、ダメージがひどいとお手入れできなくなることもあります。だから以下の事に気を付けてください。



●剃り残しの許容範囲は3㎜以内

 きっちり3㎜を測られる訳ではありませんが、肌から3㎜以上伸びていたらほぼ剃り残し判定されると思ってください。1~2㎜程度の伸びは許容範囲です。いくら剛毛の方でも1日たたずに2㎜も伸びることはないと思います。その為前日に処理しておけば十分です。脇やVラインの毛が少し伸びただけで黒いブツブツになってしまうのは、剃り残しには当てはまりません。



●細い毛に注意

 剃り残しというと毛が太くて濃い部分を気にする人が多いですが、むしろ注意が必要なのは産毛です。黒々とした毛は生えていると目立つので逆に剃り残ししません。産毛レベルの細い毛は体中に無数にあって、光によって見えにくい為見落としがちになってしまいます。毛が太い部分を何度も剃るのではなく、毛の薄い場所もシェーバーやカミソリの当て漏れがないように網羅することが大切です。




●シェーバーで処理する

 脱毛サロンに行く前に処理する場合、カミソリは避けるようにしてください。電気シェーバーでの除毛をお勧めします。特にフェイス用として販売される物は肌への刺激が少ない為、全身を剃るときにもお勧めです。



 カミソリは電気シェーバーと比較して皮膚に直接触れて毛を剃るので、その時に肌の角質も一緒に剥がれてしまいます。その為肌のバリア機能が弱った状態になってしまうのです。肌へのダメージを避けるためにも自己処理をするときはカミソリではなく、肌に直接触れない電気シェーバーを使ってシェービングしましょう。



 しかし電気シェーバーでも使ってはいけないものがあります。それは「毛を引っ張って切る」タイプのものです。これは深剃りになってしまい、脱毛効果が薄くなってしまいます。

 さらに毛抜きは絶対に使わないでください。毛抜きは毛穴へのダメージが大きく、脱毛に必要な毛根を抜いてしまいます。その為脱毛効果が得られなくなってしまうので、絶対にやめてください。



●保湿

 シェービングを行った後には化粧水や乳液で保湿することが重要です。カミソリではなくシェーバーでシェービングをしたとしても、肌への負担はゼロではありません。シェービング後はしっかりと保湿をすることで、肌のバリア機能を高めることが必要です。剃った部分はデリケートゾーンも含めて、全て保湿するようにしましょう。