脱毛を始める際、サロンやクリニックで気をつける事、避けるべき事を説明されると思います。その中でも特に気をつけなければならないのは飲酒です。しかし何故気をつけなければならないのかという理由はわかりませんよね。
今回は脱毛とお酒の関係、注意する理由について説明していきます。
~目次~
1.飲酒がダメと言われる理由
2.脱毛前の飲酒の影響
3.脱毛後の飲酒の影響
4.飲酒したときの対処方法
5.まとめ
以上の順番で説明していきます。何故お酒と脱毛が関係しているのか知ることが出来ます。
1.飲酒がダメと言われる理由
多くのサロンやクリニックでは、脱毛前後の飲酒をNGとしております。脱毛と飲酒は関係ないように見えますが、前後の場合だと関係してきます。いつもは起きないトラブルが起きたり、症状が発生する場合があるからです。
●お肌トラブルが起こる可能性
脱毛は照射すると体に熱を貯めます。その為体が少し火照っている状態です。しかし火照っている自覚がない方がほとんどです。その状態になる前やなった後にお酒を飲むと、いつもはならないお肌トラブルが起こる可能性が出てくるのです。
●脱毛の効果が薄くなる可能性
結果を予想しながら回数を組んでいたにも関わらず、その結果を得られない可能性が出てきます。回数を追加するのもいいですが、その原因を改善しない限り何回回数を増やしても同じことになってしまいます。だったら最初から注意して、早い段階で求める結果を手に入れましょう。
●体調不良に繋がる可能性
いつもは出てこない症状が出てくる可能性があります。どんな症状になるか予想が出来ません。危ない状態になる可能性も出てきます。自分の身を防衛する為にも、飲酒をNGとしています。
どの症状が出たとしても、サロン側では対応ができないことがほとんどです。可能な対処法を紹介することは出来ますが、サロン側では手に負えない症状が出ることもあります。その場合保証できない場合が多いです。
脱毛を受けたお肌のトラブルが起きた場合、保証するサロンは多いです。それはあくまでも規約を守っていた場合に限ります。飲酒をNGとしているのに、飲酒してトラブルが起きた場合は保証されません。自分で病院を探す必要があるかもしれません。
脱毛前後というのは脱毛施術を受ける前日と施術を受けた日です。その二日間は飲酒はやめてください。また施術を受けた後痒みや赤みが出ているならば、その間は飲酒を避けるようにしてください。赤みや痒みが長引いてしまう可能性もあります。
2.脱毛前の飲酒の影響
脱毛前に飲酒した場合の影響について詳しく見ていきましょう。
●体調不良
もし脱毛前日、脱毛の施術を受ける前に飲酒した場合、体調が悪くなることがあります。施術中に嘔吐してしまうと次に通いにくくなりますし、サロン側にも迷惑をかけてしまいますよね。また基本的に施術を受ける個室は狭い状態です。
お酒臭い状態で施術を受けるのはマナー的にもNGです。普段はお酒強いからと油断するのは危険です。お酒を飲んで施術を受けることは、アルコールが入っている体を温めるようなものです。するとアルコールが体に回りやすくなり、いつもより酔うのが早くなります。
またその前は酔っていなくても、体を温めることで酔った状態になる可能性もあります。その為いくら普段は強くても、施術を受けるとどうなるかはわからないのです。自分の身を守るためにも脱毛前の飲酒は避けてください。
●乾燥
また脱毛前の飲酒でお肌がいつもより乾燥しやすくなる為、施術の効果が低下する可能性もあります。お肌が乾燥した場合、防御への意識が高くなり皮膚が固くなります。その状態だと施術しても毛が抜けにくいです。
その為施術の効果が薄まる可能性があります。またいつもは感じない赤みや痒みが出る可能性も高まります。効果を効率良く得るためにも、飲酒は避けましょう。
●脱毛効果が薄くなる
さらに施術前、前日に飲んでアルコールが回っていると血行が良くなり、火照りを感じやすくなります。お肌の表面も火照った状態になります。その状態で施術を受けるといつもより光を強く感じ、痛みになる場合もあります。
痛みがひどい場合、照射のパワーを下げることもできます。しかしその場合、脱毛の効果も弱くなります。サロン側は回数を重ねるごとにパワーを調節しています。それが変わってくるので、最終結果が満足いかないものになってしまうこともあります。
お肌トラブルを避ける、自分の身を守る、脱毛の効果を効率よく得る為にも脱毛前日、脱毛施術前の飲酒は避けてください。
3.脱毛後の飲酒の影響
脱毛の施術を受けた後にも飲酒はするべきではありません。どのような影響が出るのか見ていきましょう。
●肌トラブル
まず施術を受けた時点で体には熱がたまっている状態です。そして飲酒は血行を良くする作用があります。その二つが合わさってしまうことで、痒みを感じやすくなります。また赤みを帯びる可能性も出てきます。痒くなり、思わず掻いてしまうと痕になってしまうかもしれません。せっかく脱毛して綺麗になっているのに、痕を付けてしまうのは勿体ないですよね。綺麗なお肌を手に入れるためにも脱毛後の飲酒はやめましょう。
●脱毛効果が落ちる
お酒をのんで体温が上がっていると、お肌はいつも以上に乾燥しています。脱毛中の乾燥は脱毛効果を低下させてしまいます。乾燥すると肌は防衛意識が高まり、固くなってしまいます。すると毛穴が締まり、脱毛の施術を受けて抜けるはずだった毛が抜けなくなってしまいます。そして脱毛効果が低下してしまいます。
●体調不良
お酒を飲む前から体に熱がこもっている状態のため、いつもより酔うのが早い可能性があります。軽く酔うだけならいいのですが、気持ち悪くなったり体調が悪くなる可能性が出てきます。いつもはお酒を飲んでなんの症状も出ない方でも、体調が悪くなることがあります。油断が危ない結果を招きかねません。
「少しくらいいいや」の精神で施術後に飲酒すると、脱毛前の飲酒同様良くない結果に繋がってしまうかもしれません。脱毛効果を下げない為にも脱毛後の飲酒は避けてください。
4.飲酒したときの対処方法
脱毛の予定って人に言いづらい方もいらっしゃると思います。その為急な飲み会が入る可能性もあります。その飲み会が脱毛の施術を受ける前日ならば、脱毛の予約を後日にするようにしてください。
サロンによっては予約変更に費用が掛かる可能性もあります。事前に確認しておきましょう。飲み会が脱毛を受けた日ならば、ソフトドリンクやノンアルコールジュースで我慢しておきましょう。1杯だからいいかというのはありません。飲酒は我慢しましょう。
もし施術後に飲酒してしまった場合、施術を受けた部位に赤み、腫れ、湿疹、痒みなどの肌トラブルが起きていないか確認してください。もしトラブルが起きていたら冷たいタオルなどで冷やしてください。手で触れてしまうと悪化してしまう可能性があります。痒くても掻かずに冷やすようにしてください。
また体調に変化はないか、吐き気はないかもチェックしてください。もし体調に変化はなくても、早めにお酒を飲むのをやめるようにしてください。すぐにソフトドリンクやノンアルコールの飲み物に切り替えてください。
5.まとめ
脱毛と飲酒には繋がりがあります。脱毛の前後に飲酒をしてしまうと脱毛の効果が落ちてしまったり、肌トラブル、体調不良に繋がる可能性もあります。脱毛は決して安い金額ではなく、かつ回数も決まっています。脱毛の効果を効率よく得るためにも、脱毛前後の飲酒は避けましょう。
また脱毛前日から脱毛を受けたその日はもちろん、赤みや痒みが出ている場合はその間は飲酒を避けてください。より症状が長引く可能性があります。
脱毛を受けた日に飲酒した場合、肌トラブルが起きていないか体調に変化はないか確認してください。元気な場合でもすぐにお酒は控えてください。肌トラブルが出た場合はすぐに冷たいタオルなどで冷やしましょう。トラブルが長引いている場合は通っているサロンに指示を仰ぎ、病院に行くようにしましょう。
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