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男性のVIO脱毛、どう見られてる?



 最近では男性の脱毛も増えてきています。脱毛していく段階で、もしくは脱毛にいくことを悩む段階で脱毛するか悩む部位は、VIOだと思います。VIO脱毛はアンダーヘアの脱毛の事で、医療脱毛クリニックやメンズ脱毛サロンで行うことが出来ます。男性のVIO脱毛は抵抗があるという方、VIO脱毛は女性の物だと考えている方は、まだまだ多いと思います。

 またデリケートゾーンであるがゆえに、同性だけでなく異性からの見る目も他の部位より気になると思います。今回は男性のVIO脱毛について見ていきます。


 

~目次~

1.VIOの範囲

2.VIO脱毛のメリット

3.VIO脱毛のデメリット

4.脱毛するなら脱毛サロン・脱毛クリニック

5.お勧めのデザイン

6.女性の意見

7.まとめ

以下の順番で説明していきます。VIOを脱毛するか迷っている方、VIO脱毛に関して周りの目が気になってしまう方はぜひ参考にしてください。


 

1.VIOの範囲

 VIOとはVライン、Iライン、Oラインをまとめた総称です。脱毛サロンや脱毛クリニックによって脱毛できる範囲が異なっていたり、取り扱いがVラインのみだったりする可能性もあります。その為通う前にホームページやカウンセリングなどで事前に確認しておきましょう。



 ここで紹介するVIOの範囲は当サロン「脱毛サロン メンズ堂々」の物を紹介していきます。VIO脱毛を行っている脱毛サロンや脱毛クリニックのおおよそ一般的な範囲となっています。



●Vライン

 両足の付け根に当たる部位です。左右の腸骨と呼ばれる骨盤の一部を結んだ線より下の部分から、鼠径部と呼ばれる足の付け根のやや窪んだ線より上にある三角状の部分のラインより上の部位です。簡単に言うと骨盤あたりから男性器の付け根までです。この範囲をVラインと言います。



●Iライン

 陰茎・睾丸を包んでいる袋の陰嚢全体です。この範囲をIラインと言います。



●Oライン

 肛門周りです。大体粘膜から1cm~2cm離した部位をOラインと言います。



 これらがVIOの範囲となっています。先に言っておきますが、粘膜の部分は照射すると、火傷するなど肌トラブルが考えられます。肌トラブルが起きることを避ける為、安全性を保つ為に、粘膜から数cm離れた部分を照射するようにしています。



 Vラインは一般的に下着で隠れる逆三角の範囲を指すことが多いです。しかし脱毛サロンや脱毛クリニックによっては足の付け根に沿ったラインを指してVラインと呼ぶこともあります。足の付け根まで気になる方は事前にVラインの範囲を確認しておくと良いでしょう。



 Vライン・Iライン・Oラインのほかに、ギャランドゥと呼ばれる範囲もあります。ギャランドゥとは主にお腹の毛であり、へそ周りからVラインの上にわたる体毛を指します。ギャランドゥの脱毛をしたい場合はVラインでは出来ません。お腹の脱毛を選択する必要があります。



 VIO脱毛を行っている脱毛サロンや脱毛クリニックは、毛が生えていたら照射を行います。大抵毛が生えていない場合には照射を行いません。これは元々毛がない部分に照射をし続けることで、毛が生える組織が活発になってしまい毛が新たに生えてくる可能性があるからです。また肛門の周辺であるOラインとお尻の範囲も迷いやすいところです。



脱毛サロンや脱毛クリニックにもよりますが、後ろ向きに経ったときに見える表面全体はお尻、お尻の割れ目の中で広げないと見えない肛門周辺がOラインとなります。中には肛門の周囲~cmと照射範囲を明確に定めているところもあります。



2.VIO脱毛のメリット

 メンズVIO脱毛をするメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。VIO脱毛のメリットについて紹介していきます。



●衛生的になる

 VIO脱毛をすると毛量が減ったり、無くなったりします。すると通気性が良くなり、雑菌が繁殖することも減ります。そもそもVIO周辺は常にパンツとズボンに覆われている為、ムレやすくなっています。特にデスクワークなど座面と接触している時間が長く、不快に感じやすい方は、脱毛によってストレスを少なくできるでしょう。



また清潔を保ちやすいのもメリットです。VIOは排泄物や汗など雑菌が付着し、繁殖しやすい場所となっています。また陰部付近の臭いの原因になり得ます。特に夏場は臭いが気になるという方も多い為、臭い対策にもなります。VIO脱毛することで衛生的になり、臭いやムレ、かゆみなどの悩みが軽減します。



皮膚炎のリスクが減る

 陰部の皮膚病でもある「いんきんたむし」のリスクも下げることが出来ます。この病気は白癬菌が繁殖することが原因で、簡単に言ってしまうと水虫です。いんきんたむしは高温多湿の場所で増えやすいので、脱毛によって群れが生じにくくなると発症リスクが下がります。



 単なる水虫とはいえ、いざなってみると男性にとってはかなりのストレスになる病気です。症状が酷くなると炎症や水膨れなどを起こすこともあります。不快感を無くす為だけでなく、皮膚病が予防できるのはVIO周辺を脱毛する大きなメリットと言えます。



●見た目がすっきりし、自信がつく

 夏の薄着や水着姿で毛を気にすることから解放されます。夏のレジャーやジムのプールなどで自信が持てるようになり、周囲の目を気にすることもなくなります。



 中には男性器が大きく見えるようになると感じる方もいらっしゃいます。これをメリットだと感じる方もいらっしゃるでしょう。これまで毛で隠れていた部分がはっきり見えれば、大きさに自信がなかった方やコンプレックスに感じている方も状況を変えられる可能性があります。これには個人差があるので、あくまで可能性の話です。



 見た目がすっきりし、自信がつくことで周囲の目もあまり気にならなくなるのはメリットですよね。



●自己処理の時間を減らせる

 VIOのお手入れには時間が掛かってしまいますよね。VIOを脱毛することで、自己処理、お手入れにかけていた時間が短縮できたり、お手入れの回数を減らすことに繋がります。カミソリなどによる怪我や、除毛クリームによる肌荒れを起こすことも減ります。



●女性からのイメージアップ

 海外ではアンダーヘアをお手入れすることは常識的なマナーとされています。日本でもアンダーヘアのお手入れは広まりつつありますが、海外に比べると特に男性はまだまだ少数派というのが現実です。ただし女性には一足早く浸透しているため、清潔感がアップすることで「身だしなみに気を遣っている男性」としていい印象を持ってもらえることもあるでしょう。



●お掃除が楽

 気が付くと陰毛が部屋に落ちていることはありませんか?VIO脱毛をすることで、毛の抜ける量が減ります。すると部屋の掃除が楽になるのです。また着替えをするときに陰毛が絡まなくなり、チャックなどで噛んでしまう心配が無くなります。



 VIO脱毛は見た目の清潔さだけでなく、衛生面でもメリットがあります。もちろん見た目も気になりますが、衛生面や肌トラブルが減少する面もとても嬉しいメリットであると思います。



 これら6つがVIO脱毛のメリットです。これらに関して悩んでいる場合、VIO脱毛することで悩みが小さくなる、もしくは解決する場合があります。



3.VIOのデメリット

 メリットがあるということは勿論デメリットもあります。VIO脱毛にはどのようなデメリットがあるのでしょうか。見ていきましょう。



●見られるのが恥ずかしい

 VIOを脱毛する際に、他人にVIOをさらさなければいけません。それを恥ずかしく思う方は少なくないでしょう。もし脱毛中に反応してしまって、嫌がられたら・・・なんて心配をされる方もいらっしゃるでしょう。しかし実は気にしているのはお客様だけなのです。脱毛サロンや脱毛クリニックのスタッフは多くのお客様を照射していきます。その為しっかり見ている訳ではありません。また脱毛中に反応されたお客様がいらっしゃっても生理反応である為、全く気にしていないのです。



 実際に脱毛サロンや脱毛クリニックで照射される場合、照射部位のみ露わにしたり、タオルで隠すなどの配慮をしています。またパンツをずらす場合もありますが、恥ずかしい場合事前にスタッフに伝えておくと対処してもらえる場合がほとんどです。その為必要以上に恥ずかしがる必要はないのです。



 どうしても女性にVIOを見られるのが恥ずかしい場合は、男性スタッフのみの脱毛サロンや脱毛クリニック、スタッフの性別を選択できる脱毛サロンや脱毛クリニックを選んでおくと良いでしょう。



●痛みが強い

 VIOは痛みに敏感な部位となっています。そもそも脱毛には多かれ少なかれ痛みが伴います。その痛みをVIOは感じやすいです。痛みが不安な場合は痛みの感じにくいサロンでの脱毛を検討する、冷却をしながら施術してくれる、痛みを軽減して照射できる脱毛機を選択するなどの対策が考えられます。医療脱毛は高出力のレーザーを利用するので、痛みを感じやすいです。脱毛クリニックであれば別途料金の麻酔をすることも出来ます。

 



●脱毛後に後悔する場合がある

 一度脱毛をしてしまうと、脱毛前のような毛量に戻すことが困難になります。VIOをすべて脱毛した後で温泉やスパなどで視線を浴びてしまうようになり、毛を残しておけばよかったと後悔してしまうケースがあります。またパートナーが変わり、好みが変わる場合もあります。



 脱毛を始める前には、自分が何処まで脱毛をするつもりかをよく考えておくようにしましょう。VIOの毛量やデザインに迷う場合は、自然に見えるスタイルを選んでおくほうが無難です。後悔する可能性がある場合は、無難なほうを選んでおくと後悔もないでしょう。



 VIO脱毛にはこれら3つのデメリットが考えられます。しかしどのデメリットにも対処法はあります。VIO脱毛をする際に対処法を持っておくことで、デメリットなく脱毛をすることが出来ます。



4.脱毛するなら脱毛サロン・脱毛クリニック

 VIOは黒々とした太い毛が生えていることが多いので、黒い毛に反応させる脱毛機を利用している場合には脱毛効果が現れやすく、効果を実感しやすい部位の1つです。反対に色の薄い毛、細い毛が多く生えている場合は比較的効果を感じにくいと言えます。脱毛サロンや脱毛クリニックでは、個人の毛質や肌質に合わせてふさわしい脱毛器を選びます。また照射のレベルを細やかに調整することで、最大限の効果を期待できる脱毛を行います。



 VIO脱毛を行う回数は脱毛サロンでは4~10回のコース、脱毛クリニックでは5~8回程度の回数コースを設けている場合がほとんどです。



 脱毛効果を得るには、VIOの毛の生え変わりである毛周期に合わせて脱毛を継続して行うのが一般的です。脱毛を行う頻度はクリニックやサロンによって異なりますが、1~3カ月に1度というところが多く見られます。



 脱毛は何度も照射することで効果を得られ、VIOの毛量は徐々に薄くなっていきます。その為次の脱毛まで少し期間を空けるように指定されることもあります。通う期間が2~3カ月の場合、脱毛サロンの8回コースは最短で14カ月、脱毛クリニックの6回コースは最短で10~15カ月ほど通います。それほど脱毛には期間が掛かるのです。その間も減毛や毛が無くなった効果は得られることが出来ます。



 VIO脱毛のゴールは人それぞれで、VIO全体を綺麗になるまで続けたいと思う方もいれば、脱毛していると気づかれない程度のナチュラルな状態を目指したいという方もいます。脱毛サロンでも脱毛クリニックでも、VIOを1回脱毛しただけですっかり毛が無くなってしまう、ということはありません。何度も繰り返し脱毛することで、脱毛したい部位の全ての毛にアプローチをし、満足いく効果を得られます。



 Vラインと太ももの付け根、お腹の毛が繋がっている場合、VIOだけきっちり脱毛をすると、不自然な境界が出来てしまうことがあります。周囲の毛量とのバランスを考えて、自然なグラデーションが出来るように調整することも大切です。周囲の毛量が多い時は、VIOだけでなく周りの部位もまとめて脱毛したほうが良い場合もあります。



 VIOの家庭脱毛器での脱毛はやめておきましょう。VIOは直に目で見える訳ではない為、自己処理さえ難しい部位となっています。脱毛となると、もっと難しくなってきます。自分でやって肌トラブルを起こす前に、脱毛サロンや脱毛クリニックで脱毛するようにしましょう。