実は脱毛にはリスクがある?

 現在多くの人がムダ毛に悩まされています。ムダ毛の悩みを解決するために脱毛に通う人が多くなっています。ムダ毛のないスベスベ肌が手に入る脱毛ですが、実は一方でリスクも存在してしまうのです。自信のある肌を手に入れるために脱毛に通っていますが、肌トラブルが起きたという体験談も少なくはありません。脱毛に安全に通う為にもどんなリスク、何故リスクが起こるか知っておきましょう。

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~目次~


1.脱毛は「絶対安全」ではない

2.脱毛が引き起こすトラブル

3.自己処理のリスク

4.脱毛は自己処理よりもリスクが少ない

5.人体に影響は?

6.肌トラブル回避方法

7.まとめ


以下の順番で説明していきます。現在脱毛に通っている方、これから脱毛に通おうと考えている方はぜひ参考にしてください。リスクに知り、事前に対応できるようにしておきましょう。

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1.脱毛は「絶対安全」ではない


 私たちの身体に生えているムダ毛は一見何の役割も果たしておらず、見た目をあまりよく思わせない無意味なものだと思いがちです。しかし実は紫外線や外の刺激から肌を守り、保湿や断熱の働きをするなど身体を守る役割を果たしています。生活環境が変化したことでムダ毛は存在意義を無くしつつありますが、本来人間の身体には必要なものです。だから身体にはムダ毛が生えてくるのです。またムダ毛と言いつつも、無駄なものではないのです。

 脱毛は本来私たちの身体にあるべきムダ毛を無理矢理引き剥がすので、肌への負担が全くないという訳ではありません。特に脱毛サロンの光脱毛やクリニックのレーザー脱毛は毛根に大きな熱ダメージを与えるので、肌が弱い人でなくてもトラブルを起こす可能性があります。

 実際に経験談で、肌にトラブルが発生したという話もあります。脱毛は安全性が高いと言っても「絶対」はありません。万が一のトラブルの時にもすぐに対応できるように、リスクについて学んでおく必要があります。


2.脱毛が引き起こすトラブル

 では実際に脱毛によってどのようなトラブルが起きる可能性があるのか見ていきましょう。


●肌の乾燥

 脱毛後の肌トラブルとして多くあげられるのが「肌の乾燥」です。脱毛サロンの光脱毛や脱毛クリニックのレーザー脱毛は、毛根部分に光による熱ダメージを与えます。一般的な光脱毛の熱は60~80度、レーザー脱毛になると200度までに上がります。高熱を一気に与える為肌の水分が失われやすく、脱毛後は肌が乾燥した状態になりやすいのです。肌が乾燥すると角質層のバリア機能も失われるので、かゆみや肌荒れを引き起こしやすくなります。現代の光脱毛やレーザー脱毛の機械は発達が進んでおり、熱さはほとんど感じません。また光脱毛は痛みさえほぼ感じません。これは痛みがないからダメージを受けていないのではなく、痛みを感じないように施術が出来るようになっているのです。その為痛みは感じなくてもダメージを受けているのです。



●硬毛化・多毛化

 光脱毛やレーザー脱毛をすると毛が脱毛前よりも濃く太くなる「硬毛化」や、毛が増える「多毛化」という症状が表れることがあります。実際毛が太くなることはあったとしても毛穴が増えることはありません。その為光の影響で産毛が太くなり毛が増えたと感じる可能性が高いと言われています。

 硬毛化・多毛化の原因ははっきりと判明していませんが、ほとんどが元々毛の量が少ない部位や産毛に起きています。光脱毛やレーザー脱毛はメラニン色素に反応をしてダメージを与えるので濃く太い毛には強い熱ダメージを与えることが出来ますが、細く薄い毛には弱い熱しか与えられません。これは特殊な光の使用によるデメリットでもあります。薄く細い毛に与えられる熱量が弱い為毛根を破壊するほどのパワーがなく、逆に活性化させてしまい硬毛化・多毛化を引き起こすと言われています。


●毛嚢炎

 毛嚢炎は脱毛後の毛穴に雑菌が入り込んで炎症や可能を起こす症状です。脱毛後は肌のバリア機能が弱まる為、雑菌が侵入しやすくなります。特に顔など皮脂の分泌が多い場所、濃く太い毛が多い脇やデリケートゾーンなどに起こりやすいです。軽い毛嚢炎なら肌を清潔に保つことで症状は改善されていきますが、ひどい場合は皮膚科に行って治療する必要があります。


●火傷

 光脱毛やレーザー脱毛は毛根部分に高熱のダメージを与えて毛を生えにくくします。脱毛サロンや脱毛クリニックでは安全性を確認し、肌をクールダウンさせるなど火傷の対策も行っていますが、乾燥など肌の状態によってはダメージを受けやすくなり軽い火傷を起こす方もいます。

 また光脱毛やレーザー脱毛はメラニン色素に反応をします。日焼けをすると紫外線から肌を守る為にメラニン色素を発生させる為、肌が日焼けした状態で脱毛をすると過剰反応を起こし、火傷のような炎症を起こすこともあります。


 脱毛で起こるトラブルにはこれらの物が考えられます。自分で事前に対処できるものもありますが、ひどくなってしまうと皮膚科に行く必要が出てきます。



3.自己処理のリスク

 脱毛に通っている人、脱毛に通っていない人関係なく多くの人が入浴時などに自己処理を行っています。しかし自己処理にも危険性はあります。

 どんな危険性があるのか見ていきましょう。


●カミソリの危険性

 カミソリはリーズナブルで手に入り剃るだけの行為、そして自宅で行える為、多くの人が自己処理に使用している方法だと思います。

 自宅でできる自己処理方法ではありますが、肌荒れや埋没毛、毛穴の炎症や黒ずみが起こりやすい方法でもあります。カミソリは必要以上に肌に刃を当てやすく、必要以上に力を込めてしまいがちです。その為肌が傷つきやすい方法になっています。そして肌が傷つくことによって黒ずみが生じる場合があります。


●毛抜き・脱毛ワックスの危険性

 毛抜きやワックスは毛穴から毛を抜く方法です。毛抜きは簡単に行える方法であり、ワックスも手間は掛かりますが、毛根から抜ける為多くの人が利用しているでしょう。しかし無理矢理毛根から毛を抜く為、毛穴にダメージを与えています。その為肌トラブルが起きやすくなる自己処理方法です。また脱毛に通っている方がこの二つの方法を活用すると、毛を毛根から抜いてしまう為、毛の生える周期が変わってしまい脱毛効果が弱まる可能性があります。



光美容器の危険性

 最近は様々な光脱毛器が開発されており、家庭でも使いやすい数万円ほどで購入できる物が多くあります。脱毛サロンの光脱毛器に比べると照射レベルは低いというデメリットがあります。また自分で行う方も多い為、照射漏れやムラができやすくなります。


 このように自己処理には様々な危険性があります。自己処理は肌にダメージを与えています。その為回数を重ねていくことで、よりダメージが蓄積されシワやたるみが出来やすくなります。


4.脱毛は自己処理よりもリスクが少ない

 脱毛のリスクを見ると脱毛の危険が多いように感じるかもしれません。しかし多くの脱毛サロンや脱毛クリニックではトラブルを引き起こさないようにカウンセリングで肌質をしっかりとチェックし、安全性を確認してから施術を行っています。施術後もトラブルを避けるようなケアを十分に行います。

 肌のトラブルは脱毛だけに限ったことではありません。カミソリや毛抜きなどを使用した自己処理でも毛嚢炎や埋没毛、色素沈着など様々なトラブルを引き起こします。自己処理はお金もかからず手軽ですが、脱毛よりも処理の頻度が高い為トラブルも引き起こしやすいです。

 アフターケアをしっかりと行えば、自己処理よりも脱毛の方がずっと肌に優しいです。


5.人体に影響は?

 光脱毛やレーザー脱毛の光は毛を生えにくくするほどのダメージを毛根に与えます。その為身体への影響があるのか心配になる方もいらっしゃると思います。

 光には様々な種類があります。よく知られているものではレントゲンに使用されるX線やリモコンなどに使用されている赤外線などがありますが、脱毛器の光は可視光線と呼ばれる目に見える光です。可視光線にはX線のように遺伝子に影響を与えるほどのパワーはなく、人体への影響もほとんどありません。安心して脱毛を受けていただいて大丈夫です。

 ただし光を直視してはいけません。脱毛器の光はメラニン色素などの黒い色に反応する為、直視すると眼球にダメージを受ける可能性があります。また熱量が大きくなると火傷の危険性も