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実は危険な毛抜き!あなたは使っていない?



 ムダ毛の根元から綺麗に抜けて、綺麗に見せることができるのが毛抜きのいいところです。自己処理は断然ピンセットで毛を抜く、という方も多いのではないでしょうか。また毛抜きによる自己処理でこんな噂を聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。



毛抜きで毛を抜き続けていると、毛が生えてこなくなる!や毛抜きで毛を抜き続けると毛が濃くなる!という真反対の噂が存在しています。さらに脱毛サロンや脱毛クリニックに通っている間、自己処理に毛抜きを使ってもいいか疑問に思っている方も少なくないでしょう。

 今回は毛抜きで毛を抜き続けると、毛根が新で脱毛効果があるのではないかという噂について説明していきます。また毛が濃くなるかどうか、脱毛中に毛抜きを使ってもいいのかという疑問についても説明していきます。


 

~目次~

1.光脱毛の仕組み

2.脱毛中に毛抜きを使ってもいいのか

3.毛抜きを使った自己処理はいいの?

4.脱毛後の毛抜きはいい?

5.毛抜きで毛を抜き続けると毛は生えてこなくなるの?

6.毛抜きで毛を抜き続けると毛が濃くなる?

7.どうしても毛抜きが使いたい時

8.お勧めのシェービング方法

9.脱毛前に気をつけること

10.まとめ

以下の順番で説明していきます。脱毛と毛抜きの完成について詳しく紹介しています。毛抜きが手放せない方、毛抜きを常に使用している方は参考にしてください。


 

1.光脱毛の仕組み

 一般的に脱毛サロンや脱毛エステと呼ばれているのは、光脱毛を行っているところです。光脱毛では、通常「インテンス・パルス・ライト(IPL)」という光が使用されています。これはムダ毛の毛根にあるメラニンに作用して毛根自体を弱らせることで、脱毛効果を得られるという仕組みになっています。



光のパワーとしては医療脱毛で用いられるレーザーと比べると弱く、安全に使用することが出来る為医師のいないサロンでも使用することが可能です。

 多くの脱毛サロンや脱毛エステでは、光を照射する前にジェルを塗ります。このジェルは照射する光を吸収しやすくする役割があり、肌へのダメージを軽減する効果もあります。

 そして光脱毛は痛みが少ないのも特徴です。多くの体験者は、ほぼ痛みは気にならないと思うことが多いようです。



●光脱毛IPLは美肌効果もある

 IPLの光はエステなどで美肌ケアとしても使用されてきました。赤みのある肌の改善やニキビの後のケア、そして肌のくすみや毛穴を引き締める効果もあると言われています。その為IPLで行う光脱毛は同時に肌のケアもすることが出来ると考えられます。その点では医療脱毛と比較しても、「顔脱毛」をするのに適していると言えます。産毛などの細い毛にもレーザーより適しており、痛みが少ないので顔脱毛に向いているのです。



●光脱毛IPLの脱毛効果

 光脱毛IPLの脱毛効果についても知っておきましょう。光脱毛IPLはレーザーに比べるとパワーが弱いです。その為脱毛効果を得られるまでには長い月日を要します。部位にもよりますが、2,3カ月に1回照射を受けても2年近く掛かるのが普通です。



 毛の生え変わるサイクルである毛周期にぴたりと当たって照射を受けることが出来れば、2週間ほど経過した時点で見えていたムダ毛は抜け落ちていきます。そして次のムダ毛グループが生えてきた段階で、再度照射を行うことで徐々にムダ毛を薄くしていくという仕組みです。これが繰り返されると生えてくるムダ毛はだんだんと細くなっていくので、自己処理もとても楽になります。



 しかし光脱毛IPLの脱毛はあくまで「毛が生えにくくなるもの」として考えらえています。これは毛母細胞を刺激することはできても、破壊して二度とムダ毛が生えないようにすることはできないからです。



 毛母細胞の破壊は法律でも医療行為とされており、現段階では医療脱毛であるクリニックのレーザー脱毛でのみ認められています。

 光脱毛IPLの脱毛でも十分な効果を実感する人が多いのですが、数年たってからちらほらとまたムダ毛が生えてくることもあります。

 光r脱毛は手軽で、安く施術が受けられ、店舗数の多い大手も沢山あるので通いやすいというメリットがあります。



2.脱毛中に毛抜きを使ってもいいのか

 結論から言うと、脱毛期間中に毛抜きを使用するのはNGです。ではその理由を説明していきます。



●脱毛の光・レーザーが反応しにくくなり、効果が出にくくなる

 脱毛に使われている光やレーザーは、1の章、2の章でも説明したように毛根の黒いメラニン色素に反応する仕組みになっています。毛抜きを使って自己処理を行うと、毛根から毛を処理してしまう為、脱毛効果が出にくくなってしまいます。そのため定期的に脱毛に通っても、効果を捨ててしまっているようなものになってしまうのです。



●毛嚢炎になる恐れがある

 毛抜きを使用すると、毛穴に雑菌が入って毛嚢炎が起こるリスクが高くなります。毛嚢炎が生じてしまった場合、脱毛の施術を受けられなくなることもあります。また治るまで脱毛期間を空ける必要がある場合もあります。そのため脱毛期間が伸びてしまう可能性があります。



 この理由が主に挙げられます。その時のムダ毛を気にしまったせいで、脱毛効果が薄まってしまう可能性は十分にあります。そうするとわざわざ一定期間脱毛に通った意味が無くなってしまいます。しっかりと脱毛効果を実感し満足いく脱毛をするためにも、脱毛に通っている間は毛抜きを使わず自己処理をするようにしましょう。



3.毛抜きを使った自己処理はいいの?

 では脱毛期間中でなければ毛抜きを使った自己処理はしてもいいのでしょうか。実はこれに関してもNGなのです。自己処理で毛抜きを使った場合のデメリットについて紹介していきます。



●埋没毛の原因になる

 埋没毛とは肌がダメージを受け、角質層が厚くなることでムダ毛が皮膚の外へ出られなくなる現象です。埋没毛と聞けば表面に埋もれているのを想像される方も多いでしょう。しかしそれだけでなく、周りが黒ずんだり赤く点々になったりと多くの症状を引き起こします。特に毛抜きは無理矢理毛を引き抜く行為なので、一緒に周りの皮膚も取り除いてしまうこともあります。そのため皮膚にダメージを与えてしまうのです。皮膚はダメージが加わるとこれ以上傷つかないように角質層を厚くし、皮膚を守ろうとします。その結果埋没毛になってしまうのです。その結果脱毛ができないこともあります。



●脱毛の効果が半減する

 3の章でも言いましたが、脱毛期間中に毛抜きを使って自己処理をすると脱毛効果が半減してしまいます。光やレーザーを使った脱毛機は毛根のメラニン色素に反応し、毛根を焼き切る脱毛方式が一般的です。しかし毛を抜いてしまうと、同時に毛根のメラニン色素も取り除いてしまいます。脱毛機の光やレーザーを当てても反応しなくなってしまう為、脱毛中に毛抜きで抜いた毛は脱毛効果が半減してしまうのです。



●毛嚢炎になる可能性がある

 毛抜きで毛を抜いた後、毛穴がぽつぽつと赤くなってしまった経験はある方もいらっしゃるでしょう。それは毛穴が傷ついてしまった証拠です。毛抜きで毛を抜くことによって、毛穴や皮膚を傷つけしてしまいます。時にはそこから細菌が侵入してしまうこともあるんです。ひどいときには赤く腫れて膿んでしまい、毛嚢炎になってしまうこともあります。毛嚢炎になった場合脱毛を中止することがあります。そのため注意が必要です。



 毛抜きで処理をしてしまうと、これらのデメリットが考えられます。埋没毛、毛嚢炎がひどくなってしまうと脱毛の効果を正しく受けることが難しくなってしまうこともあります。また脱毛中であれば、脱毛の効果が半減してしまいます。それだけでなく肌に刺激を与え続けてしまうため、色素沈着してしまったり肌の乾燥がひどくなってしまいます。これらどれもが脱毛に関してはマイナス要素になってしまいます。そのためどうしても自己処理で毛抜きを使うのは避けるようにしましょう。



4.脱毛後の毛抜きはいい?

 脱毛前に毛抜きを使うことはNGですが、脱毛後であれば毛抜きを使用しても大丈夫なのでしょうか。脱毛前はもちろんのこと、脱毛後の毛抜きも実は良くありません。脱毛後だからと言って、毛抜きでの自己処理が安全になるということはありません。やはり脱毛前と同様、脱毛後の毛抜きも毛穴やお肌の為にはよくありません。確かに、炎症や埋没毛などダメージへのリスクが脱毛後に減るということはありません。そのためなぜなのかは理解しやすかと思います。脱毛前後にかかわらず、毛抜きで毛を抜くことはできるだけ回避したほうがいいでしょう。



5.毛抜きで毛を抜き続けると毛は生えてこなくなるの?

 結論から言うと、毛抜きで毛を抜き続けると毛根が死んで脱毛効果があるという噂は嘘です。毛抜きでムダ毛を抜いても、毛根と切り離された毛乳頭や毛母細胞などの発毛細胞がそのまま残ります。



 毛母細胞は毛乳頭から栄養を受け取り、細胞分裂を繰り返すことで毛を成長させます。そのため毛抜きでムダ毛を抜き続けても毛根が死ぬことはなく、しばらくすると毛が再び生えてきます。



 とはいえ、毛抜きを使い続けたら毛が生えにくくなったと感じる方が一定数存在するのは事実です。その理由としては3つのことが考えられます。ではその理由について見ていきましょう。



●毛周期の関係で生えてくるまでの期間が長くなった

 そもそも毛周期とは何なのでしょうか。毛の構造とともに説明していきます。毛を作り出しているのは、「毛根」です。球状に膨らんだ毛根の根元は「毛球」と呼ばれ、毛球の内側にあるのが「毛乳頭」です。毛乳頭は毛細血管が運んでくる栄養分を取り込み、毛球内部にある「毛母細胞」に与えます。栄養分を受け取った毛母細胞は分裂を繰り返し、次々に細胞を押し上げ毛が成長します。



 人間の身体には「毛周期」というものがあります。毛周期とは毛が成長して、抜ける周期のことを言います。この毛周期によって、毛は定期的に生え変わっているのです。つまり毛は常に生え変わっているのです。髪の毛でイメージするとわかりやすいと思います。髪の毛は毎日抜けて生え変わりますよね。それも1本や2本ではなく、大量の量がです。このように髪の毛以外の毛も、気が付かない間に生え変わっているのです。毛があまり長くないのでわかりにくいと思いますが抜けています。また交代で毛が生えているので見た感じではわからないと思います。これは毛周期があるからです。



 毛周期には3つのサイクルがあります。

 「成長期」・・・毛が毛細血管から栄養をもらい、元気に生える時期

 「退行期」・・・毛細血管から毛根が離れ、成長を終えた毛が抜ける時期

 「休止期」・・・次の毛が肌の中で眠っており、生える準備をしている時期



この3つを合わせて毛周期と言います。成長期→退行期→休止期→成長期・・・と繰り返し回っています。大体次の期に移るまでに3~4週間程度掛かります。これは個人や部位によって違いが生まれます。



 実はこの毛周期がある為、今肌から見えている毛が100%ではありません。目に見えているのはその人が持っている毛の約20%~30%だと言われています。



 つまり何も処理をしなければ、毛が生えてこないのは休止期の期間だけになります。しかし成長期の毛を抜いた場合、退行期・休止期の2つの期間、毛が生えてこない状態が続きます。このように抜いた毛が生えてくるまでの期間が長くなるため、生えてきにくくなった気がすることがあります。



●毛母細胞の働きが衰えた

 年齢を重ねると毛母細胞の働きが衰えて、徐々に体毛が薄くなります。そのため毛抜きを何十年も使い続けていると、加齢の影響で毛が減ったのを毛抜きの脱毛効果があったと勘違いしてしまうことがあります。



●発毛細胞がダメージを受けた

 毛を抜き続けていると、発毛組織がダメージを受けます。これにより一時的に生えてくる毛が細くなり、毛が生えてきにくくなったと感じることがあります。

 しかし発毛組織は残っており、毛根が死んだわけではありません。そのため毛抜きを使うのをやめて発毛組織のダメージが回復すると、元通りに生えてくるようになります。



 これらの理由で、毛を抜き続けることで脱毛効果を得られると思ってしまう方は少なくないでしょう。これはいいことではありません。ずっと肌にダメージを与え続けてしまうと、ハリが無くなってしまう可能性もあります。そのため長い間毛抜きで自己処理をするのは避けましょう。



6.毛抜きで毛を抜き続けると毛が濃くなる?

 毛抜きで毛を抜き続けると毛が濃くなる、という医学的根拠はありません。しかし次のような理由で、毛が濃くなったと感じる可能性はあります。



○肌を守ろうと濃い毛が生えてくる硬毛化という現象が起こる

○1つの毛穴から2本の毛が生えてきた

○毛抜きを使って自己処理することで、毛穴が黒ずんでしまったり埋没毛になってしまうことで毛が濃く見える



 これらの理由で毛が濃くなったと思うことがあります。

 硬毛化の原因は解明されていません。しかし発毛組織への刺激によって起こる可能性が高いと考えられています。また毛抜きで発毛細胞が刺激を受けると細胞分裂が促進されて、1つの毛穴から2本の毛が生えてくることもあるため注意が必要です。



7.どうしても毛抜きを使いたいとき

 毛抜きを使うのがNGと言われても、ついつい毛抜きを使ってしまいがち・・・というかもいらっしゃるでしょう。もちろんリスクはありますが、どうしても毛抜きを使わずにいられないという方は、以下のようにルールを決めておくと良いかもしれません。



○脱毛前と脱毛後、毛抜きは絶対使わない

○特に脱毛前は、必ず電気シェーバーで剃るようにする

○脱毛後に毛抜きをするときは、最低でも10日は空ける

○毛抜きの使用について、脱毛サロンのスタッフに確認する



 脱毛サロンや脱毛クリニックに相談すれば、おそらくは毛抜きは使わないほうがいいというアドバイスがあることが予想できます。使いたい気持ちは山々でも、やはり可能な限り毛抜きの使用はやめておいた方が良いでしょう。



 毛抜きの使用は控えた方が良いですが、やむを得ず毛抜きを使用して毛を抜く場合はどのようなことに注意したら良いでしょうか。ここではダメージを極力減らしながら毛抜きを使うテクニックを紹介していきます。



①皮膚を柔らかくし、毛穴を開く

 毛がスムーズに抜けるように、事前に蒸しタオルなどで皮膚を柔らかくして毛穴を広げておきます。同様に理由で、お風呂上がりのタイミングに毛抜きを使用するという方法もあります。



②毛を抜くときは毛並みに沿って

 抜くときは、毛の流れの向きに沿って抜いていくようにしましょう。抜きやすいからと言って、絶対に逆毛に抜かないようにしてください。毛が切れてしまう原因になってしまいます。



③無理矢理抜かない

 無理に毛を抜くことは、即ダメージに直結します。抜きにくい毛は無理に抜かず、楽に抜ける毛だけを抜いていくようにしましょう。



④必ずアフターケアをする

 毛を抜いた後は化粧水やボディローションなどを使い、必ず保湿と肌の引き締めを行っておきましょう。



 どうしても毛抜きを使用したい場合はこれらを守るようにしてください。これらは慣れるうちは大変だと思う方もいらっしゃるかもしれません。しかしこれはご自身の肌を守るためなのです。そのため手順や約束を守るようにしてください。



8.お勧めのシェービング方法

 脱毛サロン、脱毛クリニックともに自己処理方法でお勧めするのは、シェービングです。しかしこのシェービングもやり方を間違えてしまうと肌を傷つけてしまいます。では正しいシェービング方法を紹介していきます。



●毛の流れに沿って肌を傷つけないように剃る

 自己処理をする時は、毛の流れに沿ってシェービングしましょう。流れに逆らって剃ると綺麗に剃ることは出来ますが、肌の角質なども一緒に剃ってしまう危険性があります。



 脱毛サロンで施術する前は、肌へ余計な負担をかけないことが大切です。毛の流れに逆らって剃らなかった場合深剃りになってしまい、せっかくの脱毛の効果が薄くなってしまいます。その為にも毛の流れに沿ってシェービングをすることが大切です。



 特にVラインやIラインは柔らかい肌の為、他の箇所よりも深剃りになりやすい部位です。深剃りになってしまうと毛の断面の一部が皮膚に隠れてしまい、毛根にダメージを与えられる十分な量の光を受けることが出来ません。



 Vラインは毛の流れに剃って剃ることが難しい部位です。その場合は横から1本1本ゆっくりと剃るようにしましょう。