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子どもでも脱毛するのはあり?



 まだまだ子どもだと思っていたのに、半袖の隙間からちらっと見えたわが子の毛にドキッとしたことはありませんか?また子ども自身がムダ毛に悩まされていることはありませんか?中には学校などで友達にからかわれてしまい、コンプレックスに感じている子もいるでしょう。

 今回は毛に悩む子ども、そういった子どもを心配する親御さんに向けてまとめていきます。子どもでも脱毛するのはありなのか、ムダ毛のケア方法について知識を付けましょう。


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~目次~


1.子どもでも脱毛はできる?

2.成長期の「毛」のメカニズム

3.成長期の毛周期は不安定

4.子どもで脱毛するリスク

5.自己処理方法

6.まとめ


以下の順番で説明していきます。子どもでも毛に悩むものです。子どもの脱毛について知っていきましょう。

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1.子どもでも脱毛はできる?

 医療脱毛やエステサロンでの脱毛は10代後半から成人向けというイメージを持つ方が多いかもしれません。しかし現在はキッズ脱毛など、小学生高学年から中学生を対象に脱毛を行っている脱毛施術もあります。つまり子どもでも脱毛することは出来るのです。しかし未成年が施術を受ける場合、カウンセリングには保護者の同席が必要になること、また保護者の同意書が必要になることがあります。どの年齢から脱毛が出来るのか、同席のみ必要なのか、同意書のみ必要なのか、同席も同意書も必要なのかなどサロンやクリニックによって異なってきます。通う脱毛サロン、クリニックを探す際にその部分も確認しておきましょう。



脱毛に関して不安がある場合は、必要でなくてもカウンセリングに保護者も同席するほうが良いでしょう。保護者も説明を受けて安心できる部分があるでしょうし、大人目線で質問してもらえると子ども目線でも安心でしょう。またサロンやクリニックのスタッフが説明する為、脱毛することを渋っている保護者を説得することが出来ることもあります。通う前から心配な点を取り除く為にもカウンセリングに保護者と同席することをお勧めします。

 結論として子どもでも脱毛することが出来ます。しかし子どもの肌は大人より敏感です。その為大人が脱毛する以上に気をつけなければならないことがあります。


2.成長期の「毛」のメカニズム

 身体が大人に近づくにつれ少しずつ脇毛が生えてきたり、手足や顔の産毛が濃くなり始めます。これは勿論成長の証でもある為、自然なことです。自然なことではありますが、そんな子供の変化に戸惑ってしまう保護者も少なくはないでしょう。実際に10歳前後~中学生くらいの子供の保護者が、子どもの毛に関する悩みを相談していることが多いです。最近では男性の美意識も高くなり、メンズ脱毛も増えている為男の子の保護者が相談することも増えています。

 


 10歳前後といえば第二次成長期に入る子どもが増えてくる時期です。この時期にはホルモンの影響などから体毛にも様々な変化が表れます。毛の生える順番やスピード、毛の質などは個人差が大きい為目安ではありますが、男の子の場合顔の産毛、外陰部周辺、そして脇の毛が生えそろってきます。濃い毛が生えそろうのはゆっくりめで、20代中頃から少しずつ増えてきます。

 その為成長していくにつれて少しずつ毛が濃くなり、増えてきます。


3.成長期の毛周期は不安定

 ちなみに成長期の毛は生え変わりのサイクルがまだ安定していません。毛が生え変わるサイクルの事を毛周期と言います。

 毛と毛を作る毛包と呼ばれる組織構造は、成長期に少しずつ完成していきます。この構造が未熟なうちは毛の太さがまばらだったり、毛周期が不安定だったりします。そして部位によって安定するタイミングも異なります。脇で言うと、毛周期が安定してくるのは20歳頃です。

 脇に毛が生えてきたり、顔の産毛が濃くなったりするのは成長期の過程で誰もが通る道です。わかってはいても保護者としてはムダ毛をからかわれないか心配になったり、子ども自身が気にしていることもあります。第二次成長期の子どもは心が揺れやすくなっています。もしかすると大人が思う以上に気にしている可能性もあります。子どもがムダ毛に悩んでいる様子だったら毛が生えてきたり、濃くなったりするのは普通の事だと伝えてあげましょう。その上で剃ったりするなどの対策を教えてあげましょう。一時的ではあっても毛が無くなることで、心理的な負担は少し和らぐと思います。

 成長期の毛周期は不安定です。その為早くから脱毛を始めると毛が生えそろっていない為、脱毛完了した部位から新たに毛が生えてくることがあります。


4.子どもで脱毛するリスク

 エステ脱毛やクリニックで行う脱毛方法で、施術時に照射した光が皮膚や体内に影響を及ぼすことはありません。しかし3の章の最後の方でも言いましたが、子どもの成長期は毛の生え方は安定しないので、どのくらい脱毛効果が出るかはわかりません。サロンやクリニックでは子ども用に照射出力は弱めることが出来ます。しかし照射することにより、肌荒れや炎症を起こす可能性があります。また大人は子どもよりも肌のつくりも丈夫に出来ている為大人にとっては軽い痛みでも、小さな子供の場合は激痛に感じて痛みに耐えられないこともあります。ここでは子どもの脱毛に悪い影響がでるのか、子どもで脱毛するリスクについて見ていきます。


●肌を傷つける恐れがある

 子どもは大人と比べて肌がデリケートなため、正しい方法で自己処理をしても肌が傷つく恐れがあります。後から脱毛をしようにも傷のある所には照射をすることが出来ない為、傷が治るまで待たなければなりません。また肌が傷つくと、ムダ毛が生えること以上にストレスを感じる可能性もあります。



●肌の乾燥や埋没毛が起こる

 デリケートな肌にカミソリやシェーバーを当てると、肌の潤いを保つ角質が削り落とされます。その結果肌が乾燥してカサつきや粉ふきなどの症状が表れる可能性があります。また毛抜きでムダ毛を抜くと毛穴が閉じてしまい新たに生える毛が埋もれてしまい、埋没毛になる場合があります。埋没毛は黒いポツポツとした見た目の為、悩みの原因になるかもしれません。このようなトラブルを防ぐ為にクリームやジェルなどの円滑剤を使用して、カミソリやシェーバーで処理することも大切です。子どもは正しく自己処理をしても肌トラブルが起こるリスクが高い為、脱毛も選択肢の1つに入るでしょう。


●自己処理の時は保湿ケアが必須

 自己処理をした後は必ず保湿ケアをしましょう。角質が削り落とされることで肌が乾燥する為、水分と油分を補うことが大切です。化粧水や美容液で水分を補給し、乳液やクリームで油分を補ってください。


●自己処理後は日焼けを避ける

 自己処理をした肌は敏感になっています。肌が敏感になっているため、日焼けに注意しましょう。肌がダメージを受けて乾燥するがあります。日焼け止めクリームを塗ったり、つばの広い帽子やアームカバーを着用したりしましょう。


●保護者の同意が必要

 未成年が脱毛を受ける場合は保護者の同意が必要です。保護者の署名や捺印などをした同意書を提出しなければなりません。ただカウンセリングは子どもだけで受けることが可能な場合もあります。また親の許可を得ずに署名や捺印をしていないか確認する為に、保護者に電話確認が入る場合もあります。絶対に同意書を自分で書くなどはやめましょう。



●脱毛効果が弱い場合がある

 子どもはホルモンバランスが安定するまでは、なかなか脱毛効果を感じることができないかもしれません。思春期以降のホルモンバランスの変化や成長とともに、すぐ毛が生えてしまったりすることも多いので、施術の回数が増えてしまいこともあります。ホルモンバランスが安定しだす前の7歳~16歳頃までは不安定な時期が続きます。


●痛みがある場合がある

 大人を施術する照射出力より低かったり、子ども専用モードが搭載されている機械を導入していたりするサロンもある為、痛みはほとんどありません。

 しかし痛みを感じる度合いには個人差がある為、全員が耐えられる痛みかどうかはわかりません。事前にしっかりカウンセリングをしてもらい、麻酔クリームを塗るなど適切な対応をしてもらいましょう。


 子どもの脱毛には大人と比較してもリスクが生じやすくなっています。施術中の暇な時間に耐えられるのか、痛みがないか、脱毛効果をしっかり感じられるのかなど子どもならではのリスクもあります。これらのリスクも知ったうえで脱毛するかどうかを考えましょう。


5.自己処理方法

 脱毛にはリスクはもちろん、金銭的な問題もあります。なのに確実に効果が出るとは言えないのも辛い問題ですよね。その際に一時的ではありますが、対策として出来る方法を紹介していきます。


●カミソリや電気シェーバー

 カミソリや電気シェーバーを使ってのムダ毛処理は一番無難な方法です。好きなタイミングで出来、コストパフォーマンスも高い為日常の自己処理に取り入れている方が多い方法です。適切にケアをすれば、他の方法に比べて肌の負担も少なく済むでしょう。

 ただし肌の表面に見えている毛だけを剃る為、数日でムダ毛がはえてきてしまうというデメリットもあります。毛が濃い方は1日で生えてくる場合もあります。刃の当て方によっては皮膚のダメージが大きい為、カミソリや電気シェーバーの扱い方には十分に注意するべきです。

 お手入れのコツは、カミソリや電気シェーバーの刃を出来るだけ肌に水平に当てることです。あくまでもムダ毛を剃るよう心掛けて肌を傷つけないようにします。肌を傷つけにくいよう改良されたアイテムも登場しているため、そういったものを使うのも1つの手です。お手入れ後はローションやクリームを使って肌を保湿すると乾燥や肌荒れを防ぐことが出来ます。



●除毛クリーム・脱毛ジェル

 除毛クリームや脱毛ジェルといった、ドラッグストアなどで購入できる薬剤を使ってムダ毛を処理する方法もあります。肌質にあっていれば肌を傷つけることなくムダ毛を処理できます。しかし気になるの薬剤によるアレルギー性皮膚炎です。最初から肌全体に使用するのではなく、必ず目立たない部分でパッチテストを行い、安全かどうかを確認したうえで使うようにしましょう。

 もし使用中や使用後に赤みや痒みなどの肌トラブルが起こった場合はすぐに使用をやめ、早めに皮膚科を受診するようにしましょう。


●毛抜きや脱毛ワックス

 毛抜きや脱毛ワックスを使った処理はカミソリや電気シェーバーで剃るよりも、ムダ毛が見えない状態を長くキープできます。しかしこれらの方法は毛を抜く際の刺激が大きく、毛根を保護する組織である毛包が傷ついてしまいます。その為炎症やかぶれのリスクが大きく、毛周期が乱れる原因になってしまうこともあります。繰り返すと毛穴の黒ずみや埋没毛などのトラブルを起こす可能性もある為、子どもは勿論大人にもあまりお勧めしません。


 サロンのスタッフとしてお勧めするのはパナソニックの顔用の電気シェーバーです。カミソリよりも無駄な力を入れることなく処理できる為、肌に一番負担をかけない方法となっています。毛根からは処理できませんが、毛根から処理するとなると肌にダメージを強く与えてしまいます。毛根から処理することはあまり考えないようにしましょう。

 どうしても毛根からと考えるのであれば、早めに脱毛することを検討しましょう。


6.まとめ

 子どもでも脱毛することは可能です。しかし子どもが脱毛するのは大人よりもリスクが生じる可能性が高いです。脱毛に通うまでは自己処理で一時的ではありますが、しのぎましょう。また子どもの場合、まだ毛が生えそろっていない為脱毛効果が弱い場合もあります。脱毛完了した部位から新たに毛が生えてくる可能性もあります。

 子どもは大人が思っている以上にムダ毛に悩まされています。保護者は子どもの気持ちに寄り添い、解決策を探してあげてください。

 当サロンでは無料でカウンセリングを行っております。気になることがあれば気軽にご相談ください。



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