ムダ毛が濃いと言ったらすね毛を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。すね毛は処理をしなければいけない面積が広く、本数も多い為どうやって処理するかも悩みどころですよね。だからと言って脱毛を自宅で簡単にしたいという時に、ガムテープを使ってセルフ脱毛をしていませんよね?大量のムダ毛をまとめて抜くことが出来る為、つい癖になってしまいますよね。しかしガムテープ脱毛には肌トラブルの危険性が潜んでいます。
今回はガムテープ脱毛の危険性について説明していきます。少しでも「ガムテープを使ったら楽なのに・・・」と思ったことがある人はぜひ参考にしてください。
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~目次~
1.ガムテープ脱毛をしてはいけない理由
2.ガムテープ脱毛のリスク
3.正しい自己処理方法
4.間違えた脱毛より正しい脱毛を!
5.まとめ
以上の順番で説明していきます。
ガムテープ脱毛の危険性についてわかっていただきたいと思います。
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1.ガムテープ脱毛をしてはいけない理由
ガムテープは梱包に使用されるのが一般的で、普通のテープよりも粘着力がかなり強力に作られています。一度貼ると剥がそうとしてもなかなか剥がれませんし、段ボールの表面まで剥がれてきますよね。これと同じようなことが肌でも起こってしまうのです。強力に皮膚を引き上げて剥がす為、皮膚の角質を剥がしてしまったり剥がすときのダメージで内出血してしまうこともあります。他にもガムテープ脱毛をしてはいけない理由があるので、詳しく見ていきましょう。
●毛が濃くなる
毛が濃くなるということは、除毛をすると皮膚の毛細血管にダメージを与えてしまいます。そうなると毛はもっと丈夫になろうとして、太くなってしまい濃くなってしまうのでしょう。もちろん毛が濃くなる理由はこれだけではありません。男性ホルモンの分泌が成長とともに増えることもあります。しかしガムテープ脱毛では肌を痛めてしまうことで、毛が強くなろうとしてしまうからです。
●肌トラブルの原因になる
デリケートな肌の人はもちろん、あまり剛毛ではない人にはガムテープ脱毛は肌に刺激を与えてしまいます。ダメージを受けた肌は肌荒れ、毛嚢炎、埋没毛、色素沈着などを引き起こす可能性があります。脱毛の効果を得られたとしても、他の不快症状が出てきてしまっては意味がありません。口コミを見たから心配ないと思ってはいけません。うまくいったとしてもそれはたまたまかもしれません。自分の肌のコンディションに合わせて判断することが大切です。
毛嚢炎の症状はニキビと似たようなできものの為膿んだりします。しかし痛みや痒みなどはあまり感じません。軽症ならそのまま放置しておいても問題ありませんが、頻繁に起きてしまう、硬くなる、痛みを感じるなどの症状がある時は皮膚科で見てもらいましょう。無理に毛を抜いてしまうと毛穴の奥底にある毛包が傷ついてしまいます。そしてダメージを受けた毛包にブドウ菌などの細菌が侵入することで毛嚢炎になってしまいます。
●痛みが強い
最初の方でも言いましたが、ガムテープは強い粘着力が勝負のアイテムです。その為脱毛用として肌に負担をかけない作りになっていません。あらゆる素材をくっつけるほどのパワーがある為、剥がす時に肌がひきつられて痛みが出て当然です。中には出血してしまうほど皮膚が破れてしまったなんて人もいます。
●綺麗に脱毛できない
ガムテープ脱毛は根元まで貼り付けることが出来ない為、産毛は抜けても剛毛は脱毛できなかったりすることがあります。しっかり取れても肌にそれだけ負担が掛かってしまうので、かさぶたなどのトラブルが起こってしまうのです。ガムテープ脱毛は安いけど、それなりに満足のいかない結果になってしまいます。それでは結局高くついてしまいますよね。
ガムテープ脱毛をNGとするのはこれらの理由があるからです。痛みがとても強いのに毛も満足に抜けない可能性があり、肌トラブルが起きてしまうことがあります。それでは元も子もありませんよね。無駄に肌を傷つけてしまうことがあるので、ガムテープ脱毛は避けましょう。
2.ガムテープ脱毛のリスク
ガムテープ脱毛をしてはいけない理由を説明させていただきました。それに加えてガムテープ脱毛をした際のリスクについて説明していきます。
●内出血の可能性
毛を無理やり引っ張って抜いてしまうと、毛穴付近の血管も引きちぎってしまいます。すると内出血を起こしてしまいます。内出血した部分は修復しようとかさぶたを作り、それを何回も繰り返してしまうと痕が残ってしまう可能性もあります。毛を抜いて綺麗に見せたいから脱毛をしたいのに、傷痕が残ってしまっては意味がありませんよね。見た目ではわかりませんがガムテープを剥がした刺激で、皮膚の下の血管まで知らない間にダメージを与えてしまっています。また内出血は少し時間が経たないと気づかないということもあります。気づかないうちにガムテープで脱毛をし続けると、色んな場所に内出血が出来たり痕が残ってしまったりとあざだらけの肌になってしまう可能性もあります。あとから肌に影響が出てくるリスクもあります。
●黒ずみの原因になってしまう
ガムテープを剥がす刺激によって毛穴を開いてしまうことは、黒ずみの原因になるのです。開いてしまった毛穴に汗などの皮脂や汚れが入り込んで、そのまま蓄積されてしまうということで黒ずんでしまいます。また肌が刺激されることで、メラニン色素が過剰に出てしまうことも黒ずみの原因の1つです。一度黒ずんでしまうと元に戻すまでかなり時間がかかり、場合によっては一生黒ずんだままということになりかねません。ガムテープ脱毛は使った時は綺麗な肌になったとしても、黒ずみの原因を自ら作り出してしまうというリスクがあるのです。
このような後から出てきてしまうリスクもあるのです。しかもそのリスクは一生後に残ってしまう可能性があるものです。綺麗になる為に脱毛をするのに、痕が残ってしまっては意味がありません。肌を綺麗に保ち、ムダ毛に悩まされない為にもガムテープ脱毛のリスクを知っておきましょう。
1や2で述べたように、ガムテープ脱毛には多くの危険性やリスクがあります。その危険性やリスクを避ける為にも、正しいムダ毛処理方法を知る必要があります。では正しい処理方法をいくつか紹介します。
●カミソリや電気シェーバーで剃る
カミソリや電気シェーバーは手っ取り早く、使い方も簡単なので初めて処理をする人には比較的安心して挑戦できる方法です。髭と比べて脚や腕などの肌は丈夫な為、ローション剤をつけずに直接行ってしまう人もいますが肌に負担をかけていない訳ではありません。処理前後にはしっかりローション剤や保湿剤をつける事で快適に処理をすることが出来るでしょう。またカミソリを使用するときは毛の流れに逆らうことなく、流れに沿って剃るようにしましょう。流れに逆らって剃るとより深く剃りツルツル感を味わえますが、角質を必要以上に傷つけてしまう可能性があります。毛の流れに沿って剃るようにしましょう。また濡れている状態で処理をすると、カミソリで傷ついた皮膚に雑菌が入ってしまう恐れがあります。濡らす前の乾いた状態で剃るようにしましょう。
●ブラジリアンワックスを使う
ブラジリアンワックスはムダ毛に塗って剥がすだけで、簡単に処理ができる画期的な脱毛剤です。肌にかける負担が少なく、カミソリや電気シェーバーと比べて毛の根元から処理する為、毛の成長も遅くなります。
ガムテープと同じ抜くという行為ですが、肌に与える負担は比べ物になりませんブラジリアンワックスは簡単にムダ毛処理が出来るほか、痛みが少なく根元までしっかり浸透する為均一に仕上がります。さらに肌をいたわる保湿成分も配合されているので、快適な仕上がりが期待できます。
●除毛・脱毛クリームを使う
ブラジリアンワックス同様、根元から毛を処理する方法です。その為ツルツル感を味わうことが出来、毛の成長も遅く感じます。しかし肌の体質によっては荒れてしまうなどの肌トラブルが起きてしまうことがあるので、パッチテストが必要になってきます。また物によっては効果が薄かったり、肌トラブルが起きるなど問題も起こったりするので自分に合うものを見つける必要があります。
●家庭用脱毛器を使う
サロン並みの除毛機能が搭載しているので、快適な仕上がりが期待できるでしょう。脱毛器の為、毛を肌のダメージを少なく処理することが出来ます。しかし自分で施術を行う為、背中や太ももの裏など手が届きにくい場所の処理が甘くなってしまうこともあります。手が届かない場所は他の人に頼むようにしましょう。
ムダ毛処理にはこのような方法があります。時間が掛かったり、肌が荒れたりなどそれぞれにメリットとデメリットがあります。自分に合った方法で、自分に合った商品を選ぶようにしましょう。サロンとしてお勧めするのは電気シェーバーです。一番肌に与えるダメージが少なく済むからです。また脱毛に通っている方が脱毛に通う前に処理する場合は、電気シェーバーやカミソリを使ってください。ブラジリアンワックスや除毛・脱毛クリーム、毛抜きは毛を根元から抜いてしまいます。その為脱毛の効果を得られず、加えて毛が生える周期が変化してしまい脱毛の効果が薄くなってしまう可能性があるからです。脱毛をしようと考えている人は処理方法をカミソリや電気シェーバーに変えておきましょう。
4.間違えた脱毛より正しい脱毛を!
すごく痛いのに確実に抜けないかもしれない、さらに肌トラブルを起こしてしまうかもしれない。そんなガムテープ脱毛をするくらいなら、お金は高くなってしまいますが、正しい脱毛をしましょう。正しい脱毛のほうが確実に抜け、トラブルの可能性も低くなります。そして減毛、抑毛の効果があるのでお勧めです。ではどんな脱毛方法があるのか簡単に紹介していきます。
●光脱毛
今脱毛をしている多くの人がやっている脱毛方法です。黒に反応する特殊な光を肌に当てることで毛根にダメージを与えます。特殊な光の為肌に当ててもダメージを最小にとどめ、痛みがない状態で施術が出来ます。
時間・・・一回の施術の時間は短いですが、期間は長くかかります。
痛み・・・少し温かいと感じる程度です。人によっては少し痛みを感じるかもしれません が、パワーの調整で痛みを減らすことが出来ます。
料金・・・脱毛の中で一番お手ごろです。学生の方でも通いやすくなっています。
●レーザー脱毛
一般に医療脱毛と言われるものを含んでいます。光脱毛同様、特殊な光を使って毛根にダメージを与えます。医療用とつくので、クリニックで行われることがほとんどです。
時間・・・一回の施術の時間が長く、期間もかかります。
痛み・・・チクチクとした痛みが生まれます。こちらもパワーの調整で痛みを減らすこと が出来ます。
料金・・・医療用とつく為、少し高くなってきます。
●ニードル脱毛
一番効果が高い脱毛方法です。特殊な針を毛穴に刺し、電気を流すことで毛根を破壊します。こちらの方法もクリニックで行われます。
時間・・・毛穴1つ1つに針を刺していく為、とても時間がかかります。
痛み・・・毎回針を刺し、電気を流していく為とても痛いです。
料金・・・料金は2通りの方法で定められています。1つ目は時間です。1時間~円という 決め方をしています。2つ目は針を刺した本数です。~本~円という決め方を しています。どちらかなのはクリニックによって変わってきます。どちらにし ても料金は高くなってしまいます。
脱毛方法はこれらがあり、それぞれのメリット・デメリットがあります。お勧めは光脱毛やレーザー脱毛で脱毛をし、どうしても気になる部分がある場合はニードル脱毛をするという方法です。最初からニードル脱毛を始めると、どうしても量が多い為、料金がすごく高くなるからです。
自分の体質、金銭面に合った方法を選ぶようにしましょう。
5.まとめ
いかかでしたか。ガムテープ脱毛の危険性、リスクは多くあります。リスクに関しては後から出てくる可能性があります。加えて痕になってしまう可能性もあります。さらに脱毛の効果をほとんど得られない可能性もあります。痛みもあるのに、満足いかない結果は最悪ですよね。どうせ脱毛をするなら、少し高くなってしまいますが正しい脱毛を受けるようにしましょう。金銭的に厳しい方は正しい処理方法で、毛根から処理するものを選んでおきましょう。そしてお金に余裕が出来たら脱毛するようにしましょう。
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