ほくろがあると脱毛できないの?



 ほくろは自分では意識していないのに、気づいたらできてしまっていますよね。でもそのほくろがあると、脱毛ができなくなると聞いたことがあるかもしれません。また脱毛するとほくろが増える、もしくは消えるなんて噂を聞いたことがある方も少なくないかもしれません。こんな噂を聞いたら「ほくろが多いと脱毛できないのでは・・・」と不安になる方もいらっしゃるでしょう。

 今回は脱毛とほくろの関係、ほくろが多くても脱毛する方法を説明していきます。



 

~目次~

1.ほくろとは?できる原因とは

2.脱毛方法の原理

3.ほくろがあっても脱毛できる?

4.ほくろに照射するリスク

5.脱毛するとほくろが増える?消える?

6.ほくろがあっても脱毛したい場合

8.まとめ

以下の順番で説明していきます。ほくろがあるから脱毛を悩んでいる方、ほくろの毛が気になる方はぜひ参考にしてください。ほくろと脱毛の関係性について知っていきましょう。


 

1.ほくろとは?できる原因とは

 ほくろは人によってできる場所や大きさが微妙に異なります。ほくろはシミと似ていますが、シミより濃くて大きいといった特徴があります。そもそもほくろとは、メラニン色素とメラニンを生成するメラノサイトの集合体です。



シミと同じくメラニン色素が含まれているので黒や茶色に見えますが、増殖した状態であるためシミよりも目立ち盛り上がっているものもあるのです。ほくろとは紫外線によって生成されるため、紫外線にさらされていない赤ちゃんにはできません。つまりほくろは生まれつきのものではないのです。外出する機会の増える生後6か月以降にできるものをほくろと呼びます。



 ほくろが出来る原因は、シミと同じく紫外線です。メラノサイトは紫外線を浴びると活性化し、メラニン色素を作ります。少量であればターンオーバーによって皮膚の表面に押し出されて古い角質や垢とともに剥がれ落ちますが、過剰に紫外線を浴びることでメラニン色素が大量に合成されると黒いシミとなって残ります。メラニン色素だけではシミのままですが、メラノサイトの1部が集合してしまった場合はほくろになります。



 メラノサイトは紫外線だけでなく、肌の摩擦やホルモンバランスの乱れによっても活性化されます。その為紫外線対策をしてもほくろが出来るケースがあり、生まれつきほくろがあるという人も珍しくありません。中には過度な摩擦や加圧によって本当にほくろができるのか、疑問を持っている方もいらっしゃるでしょう。メラニンは肌に刺激を受けると肌を守ろうと生成される為、長期間摩擦や加圧を受けるとメラニンの分解が間に合わなくなります。そのため黒ずみやほくろの原因になってしまいます。定期的にVIOや脇を自己処理している方は、その部分の黒ずみの体験があると思います。その原因も過度な摩擦や加圧なのです。下着や衣服などゴムがきついものを使用し続けていると、その部分が黒ずみになることもあります。



 また一般的なほくろは「母斑細胞母斑」と呼ばれ無害です。しかし「悪性悪色腫」と呼ばれるほくろのがんには注意が必要です。「悪性悪色腫」は急激に大きくなる、手のひらや足の裏にできる、左右非対称の形をしているといった特徴があり、ある程度見分けがつきます。そのため過度な心配をする必要はありません。



2.脱毛方法の原理

 脱毛とほくろの関係性を知っていただくためには脱毛の原理について理解していただく必要があります。ほくろが増える、もしくは減るといった噂、またほくろがあると脱毛ができないと言われる噂がある脱毛方法は、光脱毛とレーザー脱毛の2種類です。ここではこの2つの脱毛方法の原理について説明していきます。



 光脱毛やレーザー脱毛で効果を得られるのは、「成長期」に入っている毛だけだと言われています。実は人間の毛は目に見えているものでたったの20%~30%です。その中でも「成長期」に入っているのは10%~20%です。つまり1回の施術で効果を得られるのはほんのわずかの毛だけなのです。



 なぜ脱毛の効果が得られるのは「成長期」の毛だけなのでしょうか。それは脱毛の仕組みが関わっています。まず脱毛方法ごとの特徴を見ていきましょう。



●光脱毛

 メラニン色素に強く反応する特殊な光を使い、毛根にダメージを与えます。毛根にダメージを与えることで、施術を受けた際「成長期」に入っている毛は徐々に抜けていきます。また「成長期」に入っていると毛を作る細胞にもダメージを与えられます。その為毛の成長を抑制することも出来ます。



●レーザー脱毛

 レーザー脱毛も光脱毛に似ています。レーザー脱毛はレーザーの光がメラニン色素に吸収されやすい性質を持っていることを利用して施術を行います。毛根のメラニン色素に光エネルギーを吸収させることで、毛を増やす元になる細胞を狙い撃ちすることが出来ます。レーザーの光を肌に照射すると、肌の中にある毛根のメラニン色素はレーザーの光を吸収します。



毛根が吸収した光は輻射熱となって、毛根を包んでいる毛包に放出されます。輻射熱とは温度の高い物体から低い物体へ、電磁波によって伝わる熱の事です。物体の中の方まで届く特徴があり、体感としては芯から温まるような感じです。この放出された輻射熱によって、毛包周囲の細胞が破壊されます。毛包周囲の細胞と一緒に毛を生やすための細胞も破壊する為、新たな毛が生えづらい状態を作ることが出来ます。



 このように脱毛方法は数種類ありますが、どれもが毛根や毛を作る細胞にダメージを与えたり、破壊したりします。光脱毛やレーザー脱毛は根元が繋がっている必要がある為、毛周期が関係あります。



 光脱毛やレーザー脱毛では、全部の毛にアプローチするにはそれぞれの毛が成長期に入るのを待つ必要があります。しかしどうしても全部の毛が一気に成長期に入ることはありません。その為それぞれの毛が成長期に入るタイミングで、脱毛の照射をしていく必要があります。だから脱毛は1回で終わらせることが出来ません。何回も脱毛の照射を重ねることで、脱毛の効果を発揮していくのです。



 この2つがほくろが増える、もしくは減る、そしてほくろがあると脱毛ができないという噂がある脱毛方法の仕組みです。この2つに共通しているのは毛根がしっかり毛穴にくっついている、軽く引っ張っても抜けない成長期の毛にのみ効果を与えることです。毛根の元になる部分にダメージを与える必要があるため、毛根がくっついている必要があるのです。またメラニンに反応する特殊な光を利用して脱毛しているという特徴があります。



3.ほくろがあっても脱毛できる?

 ではほくろがある部分は脱毛が出来るのか気になりますよね。そもそもまずなぜほくろは照射が出来ないと言われているのでしょうか。光脱毛やレーザー脱毛の光やレーザーをほくろに照射すると、パチンとゴムで弾かれたような衝撃を伴って、火傷の状態になることがあります。これはほくろに光やレーザーの光が反応している為です。どうしてほくろにレーザーが反応するかは、ほくろの性質と光脱毛、レーザー脱毛の原理を見れば理解できます。 ほくろはメラニン色素を作る細胞が変化して出来た細胞の塊です。当然ながらほくろはメラニン色素を含んでいます。そして光脱毛やレーザー脱毛、特にレーザー脱毛のレーザーの光が、毛根メラニンに吸収される性質を持っています。毛根のメラニンに光やレーザーの光を反応させることで脱毛を行っています。



 ムダ毛にだけ特殊な光が反応すればいいのですが、ほくろもメラニンを含んでいるため反応してしまいます。レーザーの光がほくろのメラニンに吸収されると、その熱によってほくろ周辺の皮膚が火傷の状態になることがあります。その為脱毛サロンや脱毛クリニックによっては、ほくろを避けて照射することがあります。



 その為結論から言いますと、ほくろがあっても脱毛すること自体は可能です。脱毛サロンや脱毛クリニックによっては、そのままほくろの上を照射することがあります。その基準として考えられているのは、ほくろの薄さです。ほくろのメラニン色素が薄く、影響が少ないと判断された場合はそのまま施術を行うことがあります。



また色素の濃さだけでなく、ほくろの大きさによっても変わります。あまりにほくろが大きい場合はその部分を避けて施術を行うことになります。どの程度であれば影響を受けないかは、脱毛施術を受ける脱毛サロンや脱毛クリニックによって判断が変わってきます。場合によっては薄いほくろでも施術を断られることがあります。気になるほくろがある場合は、通う前に脱毛施術を受けられるか確認しておきましょう。



 薄い場合はそのまま光やレーザーを当てられることが出来ます。しかし色の濃いほくろの場合、火傷の原因になってしまうことがある為、光やレーザーを直接当てることが出来ません。その際はほくろをテープなどで覆い、周りを照射します。

 ほくろの濃さ、照射しても大丈夫かどうかは脱毛サロンでは施術者、脱毛クリニックでは医者が判断します。自己判断はしないようにしましょう。



 ほくろがあるからと脱毛を諦める必要はありません。ほくろの上から照射できる場合もあれば、ほくろを避けるように照射することもあります。どちらにしても脱毛をすることは可能なので、気になる場合は通おうと考えている脱毛サロンや脱毛クリニックに相談しましょう。



4.ほくろに照射するリスク

 ほくろにレーザーを照射することで、ほくろが消える可能性があります。しかし大きなトラブルになる恐れもあるため、注意が必要です。ほくろにレーザーや、光を照射するリスクについて詳しく見ていきましょう。



●ほくろの色が濃くなる

 ほくろを消すためのレーザーと脱毛のレーザーは出力が異なるため、ほくろに照射することで消えるどころか色が濃くなる恐れがあります。ほくろが濃くなることで、より一層目立ってしまいショックを受ける方もいるでしょう。ほくろにコンプレックスがある方は、慎重に照射することが大切です。



●ほくろが腫れてしまう

 ほくろに熱ダメージが加わることで腫れる恐れがあります。しばらくすると、元に戻る可能性もあります。しかしほくろはむやみに刺激しないほうが良いでしょう。腫れが治まっても色が濃くなる恐れがあります。



 またほくろは腫れているうちは、同じ部位への照射は断られる可能性があるでしょう。施術は2~3カ月に1回の頻度で受けるため、それまでには腫れは治まっていると考えられます。しかしながらほくろに腫れが起こる状態は好ましくありません。



●火傷する

 レーザーがほくろのメラニンに反応して熱を発することで、火傷をする恐れがあります。赤みやヒリヒリ感、水ぶくれなど様々な症状が現れる可能性があるため、ほくろそのものへの照射は避けたほうが良いでしょう。


 ほくろに照射をすることには、これらのリスクがあります。しかしどうしてもほくろに毛が生えてくるから、脱毛をしたいという方もいらっしゃるでしょう。また脱毛することでほくろが消えたりするという期待がある方もいらっしゃるでしょう。では脱毛するとほくろが増える、消えるということについて見ていきましょう。



5.脱毛するとほくろが増える?消える?

 では脱毛するとほくろが増えるという噂は本当なのでしょうか。結論から言うと、脱毛によってほくろが増えたり、大きくなることはありません。

 1の章でも言いましたが、ほくろが出来る原因は紫外線や過度な摩擦、ホルモンバランスの変化などです。光脱毛やレーザー脱毛ではメラノサイトを活性化させることはありません。



 脱毛によってほくろが増えたもしくは大きくなったと感じるのは、別の理由が考えられます。もともと肌の奥に潜んでたシミが表面化してきた、紫外線対策を怠っていた、照射によって毛穴が炎症したなどのケースです。



 光脱毛やレーザー脱毛により光やレーザーを当てた肌は、外的刺激により敏感になっています。もしも紫外線対策を怠っているとシミが出来てしまいます。脱毛期間中は日焼け止めや日傘などを使って肌を保護し、シミが出来ないようにいつも以上に紫外線対策を徹底してください。男性は特に紫外線対策を心がけたことがない方が多いと思います。



しかし脱毛に通っている間だけでも紫外線対策はこまめにするようにしてください。ほくろに関するだけでなく、日焼けの度合いによっては脱毛を受けることも難しくなってしまうことがあります。また正常なターンオーバーによって肌の奥のメラニン色素を排出させるため、スキンケアによる保湿も重要です。



 照射によって毛穴が炎症した場合は、施術後の冷却によって徐々に赤みが引いていきますが、数日たっても症状が続いている場合は肌荒れを起こしている証拠です。少しでも肌の状態がおかしいと感じた場合は、すぐに医者に相談するようにしてください。



 ほくろが消えるという噂に関してはその場合もあるので、全くの嘘ではありません。しかし全ての人に対して、また全てのほくろが消える訳ではありません。特にレーザー脱毛の方法で消えることが多いです。ほくろの除去にレーザー治療が行われるのと同じで、医療レーザーの脱毛機をほくろに使用するとほくろにかさぶたが出来て消えてしまうこともあります。



これは医療レーザー脱毛器がメラニンに働きかけるので、メラニンを含んだ細胞であるメラノサイトの集合であるほくろにも反応してしまうのです。また薄いほくろの場合は脱毛で光を当てるとターンオーバーが早くなり、消えることもあります。



 このように脱毛によってほくろが増えたり、大きくなることはありません。しかし脱毛によってほくろが消えることはあります。しかし必ずほくろが消える訳ではありません。ほくろが消えることを期待して脱毛を受けることはやめましょう。



6.ほくろがあっても脱毛したい場合

ほくろの毛も脱毛したい方、そういった方は光脱毛、レーザー脱毛に通うでしょう。それらに通った際、ほくろがある肌に施術を行う場合の施術方法について紹介していきます。



●ほくろを白いシールで保護する

 ほくろに光やレーザーが当たらないように、白いシールで保護します。光やレーザーはほくろのメラニンに反応するため、白いシールを貼ることでレーザーが反応するのを防ぎます。



●ほくろを避けて照射する

 ほくろへの照射そのものを避ける場合もあります。ほくろへの照射を避けることで、ほくろのすぐ近くに生えている毛への照射ができなくなるため、白いシールで保護するケースが多いでしょう。



●照射の出力レベルを下げる

 ほくろへの影響を抑える為に、レーザーの出力を下げて照射する場合もあります。出力を下げることで、ほくろのメラニンに反応しても高い熱が発生せずダメージを抑えられるのです。ただし脱毛効果も低くなります。脱毛効果が低くなれば、脱毛完了までに必要な回数が増えたり通う機関が長くなったりするかもしれません。



 また追加照射には別途料金がかかるケースが少なくありません。追加料金がかかるのを避けたい場合は、ほくろを白いシールで保護してくれる脱毛サロンや脱毛クリニックで受けましょう。脱毛サロンや脱毛クリニックはほくろに対する対応を確認しておくことが大切です。



 自宅で家庭用脱毛器を使って、自分で脱毛する際にも注意が必要です。白いテープなどでも大丈夫ですが、不安な方はほくろシールを用意するのも一つの手です。ほくろを隠せたらいいのですが、黒い系統の色は光を集めてしまうので白などを使うようにしましょう。ほくろシールは脱毛施術時に使う用途であるため、色の心配、大きさの心配がありません。家庭用はもちろん、脱毛サロンや脱毛クリニックに通う際気になる場合はご自身で用意していてもいいかもしれません。



 こういった対応がされる場合は、ほくろがあっても脱毛サロンや脱毛クリニックに通っても大丈夫でしょう。通う前の脱毛サロンや脱毛クリニックに確認するようにしましょう。



8.まとめ

 脱毛とほくろについて説明してきましたが、結論として、ほくろがある場合も脱毛できる場合があります。また施術が困難なほくろがある場合でも、シールを貼るなどの対応ができ、安全性を保ちながら施術を行います。その為脱毛サロンや脱毛クリニックで脱毛する場合はあまり神経質にならなくても大丈夫です。ほくろの周りの毛もほくろを避けて照射することができるので、効率的に綺麗に脱毛できます。



 またほくろから生えている毛を脱毛したい場合は、ニードル脱毛をお勧めします。料金や時間はかかりますが、安全に脱毛することができます。



 ほくろが消える場合はあります。しかしほくろを消したいから脱毛をしていく、というのはやめておきましょう。脱毛はほくろを消すためのものではありません。そのため必ず消えるわけではなく、増して安全とは言えないからです。ほくろがあっても脱毛はできますが、必ずしも安全とは言えません。脱毛サロンや脱毛クリニックの指示に従うようにしましょう。



 当サロンでは無料でカウンセリングを行っています。気になることがある方、脱毛に興味はあるが不安なことがある方はぜひ気軽にご予約ください。お待ちしております。



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